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ベネ・ワン、Bガレジ、パソナなど

2023/12/8 15:24 FISCO
<4642> オリジナル設 1128 +150ストップ高比例配分。23年12月末の株主より、株主優待制度を導入すると前日に発表している。400株以上保有する株主が対象となり、新設する株主専用WEBサイト「オリジナル設計プレミアム優待倶楽部」の優待ポイントを保有株数に応じて贈呈するようだ。食品、電化製品、及び体験ギフトなど5000種類以上の商品から、ポイント数に応じて交換可能となる。優待利回り妙味などが意識される形になっている。 <2412> ベネ・ワン 1912 +400ストップ高。同社に対して現在エムスリーが1株1600円でTOBを実施中であるが、新たに第一生命HDでもTOBの実施を発表。TOB価格は1株1800円以上としており、エムスリーによるTOB価格を上回る。また、TOBで株式約49%を取得した後、将来的には完全子会社化する計画。TOBは同社や親会社のパソナグループの同意を前提とするとしているが、いずれにせよTOBプレミアムの高まりが意識された。 <3180> Bガレジ 2008 -349急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は7.7億円で前年同期比50.3%増となり、従来予想の6.5億円を上回った。その他周辺ソリューション事業の成長による利益率の改善、スケールメリット創出や各種コスト抑制による販管費の圧縮などが上振れ決算の背景に。ただ、第1四半期実績3.8億円、同49.9%増から、好決算とは言えサプライズは大きくなく、通期予想据え置きもあって、目先の好材料出尽くしたようだ。 <2168> パソナ 2805 +500ストップ高比例配分。第一生命が新たにベネフィットワンの買収提案を発表しており、ベネ・ワンの親会社である同社株への買いニーズも強まる展開に。TOB価格はエムスリーの提示価格より200円以上高まることになるほか、将来的には完全子会社化を目指していることで、同社にとっては保有株の全株売却も可能となる。売却資金による特別配当や自社株買いなどの株主還元拡充を期待する動きが一段と強まる形に。 <2871> ニチレイ 3502 +203大幅反発。前日にスモールミーティングが開催されているもよう。加工食品事業の足元の販売状況は堅調で、家庭用冷凍食品は10-11月販売数量が前年比5%の伸長、業務用販売数量も11月単月では前年並みに回復のようだ。また、来期営業利益計画は中計目標値370億円をベースに組み立てる計画としているほか、次期中計の基本方針として海外事業への資源配分を優先させるとしていることも評価材料につながったようだ。 <7182> ゆうちょ銀行 1487 +33大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価も1420円から1700円に引き上げた。市場はまだ同行の利益成長に十分に確信を持っていないと考えるが、24年以降は、米利下げによる外貨調達コストの減少、円金利上昇場面での国債シフトによる収益向上が期待できると分析。増益基調が続けば中期的に資本活用フェーズに入る可能性も高いとみている。 <6963> ローム 2844 +167.5大幅反発。東芝とパワー半導体を共同生産することが分かったと伝わった。両社それぞれの工場で分担して生産し、互いに生産した半導体を融通することを目指すとされている。同社は電力効率に優れる炭化ケイ素を使ったパワー半導体に強みを持ち、東芝はシリコンを使う従来型の製品に強く、製品開発や販路開拓などでも相乗効果を見込んでいるもよう。市場拡大期待が高いパワー半導体分野での立ち位置が一層強化されると。 <2670> ABCマート 2567 +61.5大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は2900円を継続している。足元の株価は年初来で横ばい水準であり、東証小売株指数を17ptアンダーパフォームしているが、一方で、既存店売上は前年水準が高いながらも堅調に推移していると指摘。8月修正済みの会社計画の上振れ、コンセンサスの上昇が今後カタリストとなって、株価の水準訂正が強まると期待しているもよう。 <7203> トヨタ自 2680.5 -114大幅続落。為替市場での急速なドル安円高進行を受けて、円安メリットの大きい自動車株には逆風となる展開に。とりわけ、同社や系列部品メーカの下げが目立つ状況になっている。前日のNY市場ではドル円相場が一時141円台後半にまで下落し、現在でも142円台での推移となっている。米国の早期利下げ転換期待が高まる一方で、日銀の金融緩和策に対する早期修正観測なども急速に高まってきているもよう。 <1928> 積水ハウス 2988.5 -131.5大幅続落。前日に第3四半期決算を発表。8-10月期営業利益は618億円で前年同期比10.2%増となり、市場コンセンサス線上で着地した。米国戸建住宅、コミュニティ開発の回復、豪州での開発案件など国際事業がけん引する形に。通期予想は2650億円を据え置き。上振れ確度は一段高まったが、コンセンサスも会社計画を上回る水準。株価が高値圏にある中、想定通りの決算による材料出尽くし感が先行する形に。 《ST》
関連銘柄 10件
1928 東証プライム
3,532
11/22 15:30
+46(1.32%)
時価総額 2,418,300百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
2168 東証プライム
1,973
11/22 15:30
+14(0.71%)
時価総額 82,254百万円
人材派遣、委託・請負などを行うHRソリューションが主力。海外人材サービス、子育て支援事業、介護事業、地方創生事業等も手掛ける。ベネフィット・ワンは全株売却。BPO専門領域の事業拡大などに取り組む。 記:2024/10/25
2412 東証プライム
2,168
5/17 15:00
+1(0.05%)
時価総額 345,126百万円
福利厚生代行サービスが柱。健診・保健指導代行や購買・清算代行も。会員数は961万人。ヘルスケアサービスの拡大図る。取引増で、24.3期3Qはヘルスケア(健診・指導等)が堅調。第一生命HDがTOB実施。 記:2024/03/04
2670 東証プライム
3,044
11/22 15:30
+7(0.23%)
時価総額 753,752百万円
ABCマートを運営する靴小売大手。ナイキ、アディダスなどのブランドと強固な関係を構築。オッシュマンズ・ジャパン等を傘下に収める。グループ店舗数は1490店舗超。国内は高付加価値スニーカー等の販売に注力。 記:2024/10/24
2871 東証プライム
4,093
11/22 15:30
+63(1.56%)
時価総額 548,875百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。低温物流は効率化を進める。 記:2024/06/04
3180 東証プライム
1,439
11/22 15:30
-11(-0.76%)
時価総額 18,350百万円
国内最大の美容サロン向け卸売ECサイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を運営。店舗設計支援や開業・集客支援等も。有力ブランド中心に取扱い商品数の増加で化粧品・材料売上比率は上昇。 記:2024/06/03
4642 東証スタンダード
1,152
11/22 13:52
±0(0%)
時価総額 8,982百万円
上下水道分野に強みを持つ建設コンサルタント会社。上下水道施設の計画、設計、施工監理等に関するコンサルを行う。廃棄物・環境分野や建築・防災分野等でも事業展開。下水道事業経営戦略策定業務などの受注推進。 記:2024/08/06
6963 東証プライム
1,414
11/22 15:30
-32.5(-2.25%)
時価総額 570,917百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
7182 東証プライム
1,445
11/22 15:30
-5(-0.34%)
時価総額 5,418,093百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供。邦銀最大級の顧客基盤が強み。通常貯金口座数は約1.2億口座。総資産は238兆円超。中計では26.3期純利益4000億円以上目標。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01