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アダストリア、DTS、フェローテクなど

2022/12/30 15:18 FISCO
<7203> トヨタ自 1812.5 -4.5もみ合い。EV向けの専用ラインを国内工場に設ける検討に入ったと一部で伝わった。設計も骨格から見直しを進め採算性も高めていく方針のもよう。2025年にも増産を始める方向で、生産規模は年間20万台程度まで膨らむ可能性があるようだ。EV「出遅れ」の巻き返しにつながる可能性もあるが、引き続き半導体供給不足の影響が懸念されるほか、為替の円高反転の動きも警戒され、ストレートに期待感が高まる状況にもならず。 <6981> 村田製 6588 -16続落。米アップルのスマートフォン「iPhone」に関して、上位モデル「Pro」シリーズの生産が需要に追いつき始めていると米紙で報じられた。中国の状況は平常とは言えないものの、少なくともフォックスコン工場で抗議運動が起きた11月より改善したとみられているようだ。同社などアップル向けの電子部品各社には、今後の業績回復が高まる状況から買い戻しの動きが先行したが、買いは続かず手じまい売りに。 <6920> レーザーテック 21745 -770大幅反落。前日の米国市場ではハイテク・グロース株を中心に買い戻しが優勢となったことで、SOX指数は3.3%超の大幅高となった。東京市場でもアドバンテストなど半導体関連の一角は堅調な値動きとなっている。ただ、同社に関しては、値幅取り狙いの短期資金の商いも相対的に多いとみられ、明日以降の年末年始休暇を挟む中、目先の換金売り圧力などに押されているようだ。 <9616> 共立メンテ 5900 +100大幅反発。前日に11月の月次動向を発表。単月売上高は前年同月比で33%増、10月の同31%増に続く高い伸びとなり、年度累計では前年同期比22%増となっている。全国旅行支援や訪日外国人旅客数の段階的回復などでホテル事業が大幅増、日本人学生稼働室数の大幅な増加で寮事業も堅調推移が継続。今後もインバウンド需要が一段と増加する公算も大きく、先行き期待も高いようだ。 <9682> DTS 2982 -138大幅続落。大和証券では投資判断を「2」から「3」に、目標株価も4000円から3200円に引き下げた。23年3月期は成長投資や処遇改善、新規連結に伴うM&A費用及びのれん償却などが負担増となり、利益は低めの伸びになると分析。また、自社社員や外注パートナー向けの処遇改善、積極的な成長投資を反映し、24年3月期以降の収益予想も下方修正。26年3月期にかけて増収率程度の増益率にとどまるとみている。 <6890> フェローテク 2787 +117大幅反発。連結子会社である安徽富楽徳科技発展股(人偏に分)有限公司の、深セン証券取引所創業板市場への上場日が12月30日に決定したと発表。同子会社は中国で部品洗浄事業を手掛けている。12月20日のリリースでは、公募価格は8.48中国元、時価総額は28.7億中国元(約564億円)とされていた。株式公開によって資産価値の上昇などにつながるとの見方が先行している。 <8771> Eギャランティ 2443 +32大幅続伸。前日に記念配当の実施、並びに、株主優待の廃止を発表。保証残高1兆円達成を受けて記念配当金4円を実施することで、年間配当金は従来計画の26円から30円に引き上げた。一方、1500円分のクオカードを提供していた株主優待制度は廃止するとしている。トータル利回りは低下することになるが、もともと利回り水準は高くなく、保証残高1兆円達成など業績成長を期待する動きが強まっているようだ。 <2685> アダストリア 2345 +340急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は112億円で前年同期比2.5倍となり、通期予想は従来の100億円から125億円、前期比90.4%増に上方修正している。120億円程度の市場コンセンサスも上振れへ。外出需要が回復する中、商品企画やマーケティング施策が奏功したことで原価上昇や為替の影響を想定以上に吸収できたもよう。年間配当金も従来計画の55円から60円に引き上げている。 <2767> 円谷フィHD 2727 +41大幅続伸。2022年の株価上昇率は前日までで5.26倍、プライム市場では最大の上昇率となっている。業績の急拡大を受けて株価は大幅に水準訂正を果たす形になった。また、パチスロ業界での「スマスロ」導入開始に伴って、今後の関連機種導入に伴う業績拡大への期待も高まる形に。引き続き、2023年相場への期待も反映する動きになっているようだ。 <7606> Uアローズ 1852 +44大幅続伸。前日にアダストリア<2685>が業績予想の上方修正を発表し、株価が急伸している。つれて、同じく衣料品専門店の同社にも連想感が強まる展開となっている。同社も既存店売上高は今期に入って前年比プラス基調が継続している。年初来の株価上昇率は前日までの段階で、アダストリアの24%に対して、同社はマイナスパフォーマンスと出遅れ感が強いだけに買いが強まっている。 《ST》
関連銘柄 10件
2685 東証プライム
3,550
11/22 15:30
+180(5.34%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
2,183
11/22 15:30
-7(-0.32%)
時価総額 142,832百万円
パチンコ・パチスロのフィールズやウルトラマンシリーズの円谷プロダクションを傘下に収める持株会社。コンテンツ&デジタル事業が成長ドライバー。26.3期営業利益90億円目標。中国等で円谷ブランドの確立図る。 記:2024/10/10
2,475
11/22 15:30
-41(-1.63%)
時価総額 116,617百万円
真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(-0.31%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7606 東証プライム
2,380
11/22 15:30
+100(4.39%)
時価総額 71,909百万円
大手セレクトショップ。国内外のデザイナーズブランド、自社オリジナル企画の紳士服・婦人服、雑貨などを販売。グループ店舗数は300店舗超。ウィメンズの新ブランド「conte」は24年秋に販売開始予定。 記:2024/07/28
8771 東証プライム
1,608
11/22 15:30
+21(1.32%)
時価総額 76,785百万円
企業の売上債権に対する信用リスク保証サービスが主力。伊藤忠商事系。企業情報の収集力、審査力が強み。配当性向50%以上目標。保証残高は1兆4000億円超。中期経営計画では28.3期売上高200億円目指す。 記:2024/06/18
9616 東証プライム
2,687
11/22 15:30
+33.5(1.26%)
時価総額 210,768百万円
学生寮や社員寮の運営等を行う寮事業、ビジネスホテル「ドーミーイン」の運営等を行うホテル事業が柱。総合ビルマネジメント事業、フーズ事業等も展開。寮事業では販売価格の適正化、徹底したコスト管理などを図る。 記:2024/08/10
9682 東証プライム
4,050
11/22 15:30
+45(1.12%)
時価総額 178,824百万円
独立系SI。1972年設立。コンサルから設計、開発、ソフトウェアの導入、運用、保守等を行う。金融、通信向けに強み。創業来黒字経営。総還元性向70%以上目安。銀行業、官公庁向けシステム開発などは順調。 記:2024/06/09