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イーレックス、スクリーンHD、パンパシHDなど

2019/8/14 16:01 FISCO
<9517> イーレックス 1265 +193急騰。前日発表の第1四半期決算が好感された。営業利益は19.3億円で前年同期比61.5%の大幅増益、通期計画77.2億円、前期比64.2%増に対して順調な進捗となっている。19年3月期決算発表前の水準まで株価は調整しており、あらためて収益成長の大きさを評価する動きに。販売電力量はおおむね想定通りに推移しているほか、電源調達価格の低減、経費見直しによるコスト増加の抑制などが奏効しているもよう。 <7532> パンパシHD 6610 -100続落。前日に19年6月期決算を発表。営業益は631億円で前期比22.4%増、会社計画の630億円水準で着地した。30期連続の増益を達成。一方、20年6月期は660億円で同4.6%増にとどまる見通し。市場予想の730億円レベルを下回っており、比較的保守的な傾向が強いとされているが、ネガティブに捉える動きが先行。ユニーからドン・キホーテへの転換加速による短期的なコスト増などが重しと捉えられている。 <6619> WSCOPE 965 -97急落。前日に上期決算を発表、営業損益は24.1億円の赤字となった。前年同期8.7億円の赤字から赤字幅は拡大。従来予想の2億円の赤字を大きく下回った。また、通期予想は従来の8億円の黒字から26億円の赤字に減額、米中貿易摩擦の影響を受けて、中国工場向け民生用電池用途セパレータの出荷が急速に減少していることが背景。中計では来期以降の高い収益成長を計画しているが、想定以上の足元の業績悪化をマイナス視。 <7735> スクリーンHD 5850 +330急反発。トランプ政権が中国からの輸入品に賦課する10%の追加関税について、テクノロジー製品を含む一部品目に関して発動を延期したと伝わっており、半導体や電子部品株には安心感が強まっている。同社に関しては、みずほ証券が投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に格上げしていることも買い材料。目標株価も3500円から5700円に引き上げている。固定費削減策によって計画未達リスクは低下としている。 <3925> Dスタンダード 4690 +700ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.6億円で前年同期比0.9%増とほぼ横ばいにとどまった。ただ、通期予想は従来の10億円から11億円に上方修正、早い段階での上方修正を受けて、さらなる上振れも期待される状況に。業績ピークアウト懸念で前日にかけて調整していたことから、見直しの動きが急速に進む格好へ。既存案件の追加受注や新規顧客の獲得が好調に推移しているもよう。 <7618> PCDEPOT 487 +56急騰で年初来高値を更新。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は6.7億円で前年同期比1.1%増と増益を確保した。上半期計画は11億円で同13.6%減であり、想定以上の好進捗と捉えられている。売上は減少しているものの、プレミアムメンバーの利用機会増推進や長期的な人材投資実施、長期的雇用の積極化などにより、粗利益率が上昇したほか、販管費も抑制できている。 <2820> やまみ 2225 -500ストップ安。前日に19年6月期の決算を発表、営業益は9.4億円で前年同期比4.2%減、従来予想の9.9億円を下振れる着地となった。また、20年6月期は6.3億円で同33.0%の大幅減益見通し。富士山麓工場の稼働による減価償却費負担の増加などが響く格好。中期計画では10.3億円を想定していた。新たに見直した新数値目標によると、21年6月期は従来の15.6億円から10億円に引き下げている。 <4776> CYBOZU 1169 -125急落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は12.5億円で前年同期比17.1%増益となった。通期計画は9.5-12.5億円のレンジであり、上限水準を上半期で達成する形となっている。ただ、第1四半期決算や月次動向などから業績の上振れは織り込まれている状況。1-3月期の31.1%営業増益に対して、4-6月期は3.2%の営業減益になっている。収益モメンタムの低下が懸念される形にも。 <7522> ワタミ 1678 +149急伸。前日に発表した第1四半期決算が好感される。営業損益は0.8億円の黒字となり、前年同期比3.1億円の損益改善となっている。上半期は収支均衡の予想であり、想定以上の収益改善と受け止められている。海外外食事業はセグメント赤字に転じたもの、国内外食事業は業態転換効果などで既存店が伸び、6四半期ぶりの黒字化を果たした。また、宅食事業も生産体制最適化などで大幅増益になっている。 <4331> T&Gニーズ 1253 +82急反発。いちよし証券ではレーティング「A」を継続で、フェアバリューを3000円から3200円に引き上げている。国内ウェディング事業が復調傾向にあり、婚礼組単価も回復していると指摘。リニューアルオープンした東京會舘コンサルティングの受注も好調で、業績予想を上方修正。20年3月期営業利益は41億円から42億円に上方修正、会社計画の40億円を上回ると予想している。 《US》
関連銘柄 10件
2820 東証スタンダード
3,860
11/22 15:30
+170(4.61%)
時価総額 26,896百万円
豆腐、厚揚げなど大豆加工食品の製造・販売を行う。広島県三原市に本社。本社工場のほか、滋賀県、静岡県にも工場。日本アクセスなどが主要取引先。関東圏における認知度は向上。高付加価値商品への切り替え進む。 記:2024/10/03
3925 東証プライム
1,590
11/22 15:30
+23(1.47%)
時価総額 21,592百万円
HTML情報活用等のビッグデータ関連事業、本人認証サービスや不正アクセス対策サービス等のサービス企画開発事業を手掛ける。取引先企業数は140社超。SBIファイナンシャルサービシーズと資本業務提携。 記:2024/08/05
874
11/22 15:30
+79(9.94%)
時価総額 12,777百万円
ハウスウェディングの草分け。国内取り扱い組数トップ。TRUNK(HOTEL)のホテル事業、レストラン事業等も手掛ける。ホテルは外国人宿泊比率が高い。広告投資で婚礼受注の強化を図る。ホテル事業は順調。 記:2024/10/21
4776 東証プライム
2,063
11/22 15:30
+8(0.39%)
時価総額 108,840百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウドサービスの契約社数は6.4万社超。新規顧客獲得、グローバル展開などに注力。 記:2024/10/13
6619 東証プライム
327
11/22 15:30
-2(-0.61%)
時価総額 18,031百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
7522 東証プライム
1,040
11/22 15:30
+10(0.97%)
時価総額 44,392百万円
居酒屋「三代目鳥メロ」や「ミライザカ」、「焼肉の和民」等の外食事業を手掛ける。現在は国内売上トップの宅食事業が柱に。有機農産物の生産販売等も。宅食事業の営業拠点数は520ヶ所超。配当性向20%以上目安。 記:2024/06/18
3,678
11/22 15:30
+24(0.66%)
時価総額 2,335,846百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
479
10/26 15:00
+1(0.21%)
時価総額 25,206百万円
PCショップ運営会社。大型店の「PC DEPOT」や中小型店の「スマートライフ」、「パソコンクリニック」を展開。24.3期1Qはインターネット関連事業が大幅増収増益。ISP事業では大会数が想定下振れ。 記:2023/09/02
9,067
11/22 15:30
-31(-0.34%)
時価総額 921,117百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
9517 東証プライム
623
11/22 15:30
-21(-3.26%)
時価総額 46,364百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26