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Vテク、ワコム、H2Oなど

2015/6/18 16:48 FISCO
<7951> ヤマハ 2474 +105大幅反発。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2000円から3000円に引き上げている。売上成長とコスト削減の両面から中期的な利益拡大が実現するフェーズに入るとの見方のようだ。また、高水準のキャッシュフローが継続的な成長投資と株主還元強化を可能にするとも指摘している。足元では株価の調整が続いていたが、格好のリバウンド材料と捉えられる形に。 <2427> アウトソーシング 2054 +100大幅反発、一時上場来高値を更新している。三菱UFJでは投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を2500円としている。派遣法改正による製造派遣の短期的な伸び、中長期のエンジニア派遣の成長などを注目点としている。今回の派遣法改正においては、特に製造派遣に恩恵が大きいとみられ、同社の業績変化率は大きくなっていくと予想しているようだ。 <9509> 北海道電力 1314 +43買い先行。大和では投資判断を「3」から「2」に格上げしている。14年11月実施の料金再値上げで、今年度は5期ぶりに経常損益黒字化が期待できるとみている。また、泊原発の再稼動には時間を要しようが、九州電力の川内原発再稼動などは、原発早期再稼動への期待を高めさせることにつながるともしている。つれて、潜在的な原発依存度の高さなどはポジティブに捉えているもよう。 <8203> MrMAX 317 +39急伸。インバウンド関連の出遅れとして物色が向かう展開のようだ。1月末に九州内の5店舗で免税販売を開始以降、順次、店舗の拡大とサービス充実を図ってきている。今回は訪日観光客に人気のエリアに立地する3店舗で、新たに「免税販売」を開始すると先週に発表している。そのうちの2店、小倉北店、八幡東店では本日から免税販売をスタートしているもよう。 <7717> Vテク 3965 -370大幅続落。前日には岡三が投資判断を「強気」から「中立」に格下げしており、利食い売り圧力が強まる状況となっているようだ。同業他社と比較して、現在の株価水準は妥当と判断しているもよう。また、VNシステムズ社の業績寄与をあらたに織り込んだが、、既存事業の売上予想を引き下げで、今期営業利益予想はほぼ同じ水準に据え置いているようだ。 <6727> ワコム 451 -24大幅続落。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も570円から400円に引き下げている。ブランド事業での想定以上の費用増加、スマホ向け事業の下振れリスクを考慮して、業績予想を下方修正しているもよう。また、旧コンポーネント事業でのサムスンリスクが前期同様に今期業績の重石になるとも。なお、今期営業利益は74億円から48億円に下方修正、会社予想の55億円も下回ると見ている。 <8242> H2O 2467 +111大幅続伸。引き続きインバウンド関連銘柄には循環物色の流れが続く格好になっている。野村では訪日外国人客予想を上方修正、2015年は1531万人から前年比30%増の1744万人に、2016年は1698万人から同12%増の1951万人としているもよう。地域的には関西圏にも需要の広がりがみられているとしており、個別企業では小売で同社に注目としている。 <3252> 日本商業開発 2154 +94買い優勢。いちよしがレーティングを新規に「A」、フェアバリューを3000円としていることが評価材料となっている。投資対象を減損リスクの少ない土地に限定する独自のビジネスモデル、開発・売却による高ROE構造などが注目されるとしている。不動産市況の上昇で売却価格の上昇が期待されるため、今期営業利益は会社計画47.8億円を上回る52億円を予想しているようだ。 <6981> 村田製 20190 +265強い動きが目立つ。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を20500円から22000円にまで引き上げている。ハイエンド中国スマホ拡大の恩恵を最大限に享受できると評価。MLCCの台当たり搭載金額上昇に加え、SAWデバイスはLTEでの4/5モード対応の急拡大が支援になっていると。今期営業利益は3000億円を超えると予想。なお、本日はアルプスも1999年の上場来高値を更新するなど、電子部品関連の一角に資金が向かう展開へ。 《XH》
関連銘柄 9件
2427 東証プライム
1,749
6/5 15:00
-1(-0.06%)
時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
3252 東証プライム
2,138
11/29 15:30
-3(-0.14%)
時価総額 46,117百万円
底地案件に特化した不動産投資事業が主力。東京圏、大阪圏中心。底地特化型の私募REIT「地主リート」の運用等も行う。新規仕入、販売用不動産の売却推進。中期経営計画では26.12期売上高1000億円目指す。 記:2024/06/24
6727 東証プライム
706
11/29 15:30
-12(-1.67%)
時価総額 103,076百万円
ペン・センサーシステムの提供等を行うテクノロジーソリューション事業が主力。ディスプレイ製品、ペンタブレット製品なども。高いブランド力が強み。ブランド製品事業では商品ポートフォリオの刷新など構造改革図る。 記:2024/10/06
6981 東証プライム
2,510
11/29 15:30
+20.5(0.82%)
時価総額 4,996,439百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7717 東証プライム
2,205
11/29 15:30
-57(-2.52%)
時価総額 22,178百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
7951 東証プライム
1,100.5
11/29 15:30
+1(0.09%)
時価総額 597,572百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
684
11/29 15:30
-4(-0.58%)
時価総額 27,094百万円
総合ディスカウントストアを展開するミスターマックスが中核の持株会社。1925年創業。福岡県福岡市に本社。店舗数は50店舗超。年間来店客数は3800万人超。北部九州エリア、首都圏中心部のドミナント化推進。 記:2024/08/12
2,090
11/29 15:30
-2.5(-0.12%)
時価総額 261,670百万円
阪急阪神百貨店、イズミヤ・阪急オアシス、関西スーパーマーケットなどを傘下に収める持株会社。阪急阪神東宝グループ。27.3期営業利益320億円目標。阪急本店への積極投資や百貨店リモデルへの重点投資図る。 記:2024/06/04
9509 東証プライム
851.5
11/29 15:30
+5.5(0.65%)
時価総額 183,321百万円
北海道を管轄する電力会社。原発停止で火力と他社受電が柱に。ガス小売等も手掛ける。連結子会社に北海道電力ネットワーク、北海電気工事など。販売電力量は足踏みを見込む。石狩湾新港発電所は30年度に運転開始予定。 記:2024/06/09