マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 13:21:25
15,280,910
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ややTOPIX型優位の展開が見込まれる

2024/6/25 8:33 FISCO
*08:33JST ややTOPIX型優位の展開が見込まれる  25日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場になりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが260ドル高、ナスダックは192ポイント安だった。銀行やエネルギーなど、景気敏感株や出遅れ感のある銘柄への買いが支えたダウは終日堅調に推移。一方、先週に続きエヌビディアなど半導体銘柄の売りが重しとなったナスダックは下落した。シカゴ日経平均先物は日中大阪比30円安の38710円。円相場は1ドル159円50銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38970円まで買われたが、終盤にかけて軟化し、一時38670円まで売られる場面も見られた。エヌビディアの下落影響から指数インパクトの大きい、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などには利益確定の売りが入りやすく、日経平均株価の重荷になりそうだ。  昨日の日経平均株価は売り先行で始まった後は、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が買い戻されるなかプラス圏を回復。25日線を突破し、一時75日線に接近する場面もみられた。米国市場の流れからハイテク株には利益確定の売りが入りやすく、75日線が位置する38930円辺りが心理的な抵抗となる反面、25日線の38700円辺りでの底堅さが意識されそうである。  また、エヌビディアについては利食いの範囲内であり、売り転換したとの見方には向かいづらいところであり、しばらくは見極めが必要であろう。強い基調が続いているハイテク株には利益確定の売りが入りやすいものの、日柄調整が続いている東エレクなどについては、押し目買い意欲は強そうである。  為替市場ではドル円が1ドル=160円に迫る動きをみせている。為替介入への思惑が高まるものの、介入も効果は一時的といった見方がされやすく、円安基調が続きそうである。そのため、輸出関連などへの資金シフトが意識されることで、ややTOPIX型優位の展開が見込まれる。また、NY原油先物相場の上昇も材料視されやすく、エネルギー株への物色に向かわせそうだ。 《AK》
関連銘柄 2件
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(0.66%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07