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次第に決算を手掛かりとした個別対応に

2024/4/8 8:20 FISCO
*08:20JST 次第に決算を手掛かりとした個別対応に  8日の日本株市場は、米株高を受けた買い優勢の相場展開になりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが307ドル高、ナスダックは199ポイント高だった。3月の米雇用統計は失業率の低下に加え、雇用の伸びが予想外に加速するなど、労働市場が依然強いことが確認された。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待は後退したものの、国内の雇用や成長見通しに楽観的な見方が強まり、買い戻しの動きが優勢となった。シカゴ日経225先物は大阪比355円高の39335円。円相場は1ドル151円60銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まろう。米国では利下げ期待が後退する格好ではあったが、足もとで予想を上回る経済指標の発表や米当局者による発言を受けて持ち高調整の売りが強まっていたこともあり、雇用統計の発表が通過したことから、アク抜け的な動きになったようだ。NYダウは前日の大幅な下げで一気に75日線水準まで下げていたこともあり、リバウンドが意識されやすい水準だった。  また、前週末の日経平均株価はマドを空けての急落により、39000円を割り込んだ。ボリンジャーバンドの-1σを下回り、-2σに接近する場面も見られており、いったんは自律反発を狙った動きが意識されやすいだろう。まずは39130円辺りに位置している-1σ水準を支持線に変えたいところであり、買い一巡後は底堅さを見極めることになりそうだ。25日線が位置する39789円辺りまでのリバウンドは期待しづらいところであるが、国内機関投資家による益出しの動きはピークを打った可能性もあるため、買い一巡後の売り仕掛け的なトレードは控えたいところだろう。  なお、5日の取引終了後に安川電<6506>が発表した2024年2月期業績は、売上収益が前期比3.5%増の5756.58億円、営業利益は同3%減の662.25億円だった。2025年2月期業績は、省力化投資の回復にともなう需要を取り込み、売上収益が前期比0.8%増の5800億円、営業利益は同5.7%増の700億円を計画。PTSでは堅調な推移をみせていたこともあり、同社がプラス圏での値動きをみせてくるようだと、今後本格化する決算に対する安心感につながろう。なお、その他決算を発表したところでは、ジャステック<9717>、丸八倉<9313>、リヒトラブ<7975>、日本エンター<4829>、キユーピー<2809>、東海ソフト<4430>、トーセイ<8923>、岡野バル<6492>などの動向が注目される。 《AK》
関連銘柄 9件
2809 東証プライム
3,201
5/7 0:00
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時価総額 452,942百万円
マヨネーズ、ドレッシングで国内首位。医薬も。傘下にアヲハタ。価格改定効果等で業務用は売上増。フルーツソリューションは食品メーカー向け販売が増加。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益見通し。 記:2024/03/04
4430 東証スタンダード
1,435
5/7 0:00
±0(0%)
時価総額 7,060百万円
独立系のソフトウェア開発会社。車載向け組込みソフトや製造・流通向けシステムの開発に強み。金融・公共向けも。24.5期上期は組込み関連や金融・公共関連が好調で販管費増をこなす。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/02/06
4829 東証スタンダード
135
5/7 0:00
±0(0%)
時価総額 5,202百万円
コンテンツサービス等のクリエーション事業、システム開発サービス等のソリューション事業を展開。ソリューション事業ではシステム開発サービスが売上増。クリエーション事業は収益堅調。24.5期2Qは2桁増益。 記:2024/02/02
6492 東証スタンダード
4,950
5/7 0:00
±0(0%)
時価総額 8,875百万円
バルブ専業。高温高圧バルブのトップメーカー。原子力や火力発電所向けが主力。国内外に1000基以上納入実績。原子力発電用の弁・部品は販売堅調。ゼロエミッション発電用も伸びる。23.11期通期は大幅増益。 記:2024/02/03
6506 東証プライム
6,593
5/7 0:00
±0(0%)
時価総額 1,758,287百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
7975 東証スタンダード
1,000
5/7 0:00
±0(0%)
時価総額 3,816百万円
オフィス用品メーカー。ファイルやバインダー、収納整理用品などを手がけ、医療用カルテやサインプレートなども製作。企業や官公庁、学校、病院向けオーダーメイドも展開。新製品投入や海外好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/27
8923 東証プライム
2,432
5/7 0:00
±0(0%)
時価総額 118,399百万円
中古不動産の価値を高めて投資家などに販売。不動産開発・賃貸やファンド運営、ホテル経営も。不動産ファンド・コンサルティング事業は好調。23.11期通期は2桁増収増益。24.11期は増収増益を見込む。 記:2024/02/02
9313 東証スタンダード
739
5/7 0:00
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時価総額 5,395百万円
中堅物流会社。文書管理や帳票管理に加え、製造小売や理美容卸、出版、電機等の物流サービスを提供。物流事業は売上堅調。保管料収入や荷役料収入等が増加。23.11期通期は増収増益。24.11期は営業増益計画。 記:2024/02/03
9717 東証プライム
1,939
5/7 0:00
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時価総額 35,458百万円
独立系ソフトウェア開発会社。金融・保険や製造業、電力・運輸など大企業向けに強み。システム開発の元請け・一括請負に特徴。プロジェクト管理強化や生産性向上、不採算案件収束により、23.11期実績は増収増益。 記:2024/01/26