マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 11:25:17
15,251,378
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

27500円水準での攻防、先物主導でショートカバーの動きが強まる展開も想定

2023/1/27 8:23 FISCO
*08:23JST 27500円水準での攻防、先物主導でショートカバーの動きが強まる展開も想定  27日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着ながらも底堅さが意識されそうである。26日の米国市場はNYダウが205ドル高だった。10-12月期国内総生産(GDP)が予想を上回ったため景気見通し改善に伴う買いが先行した。テスラは第4四半期決算で同四半期の納車台数が過去最高に達したことがけん引し売上高、利益が予想を上回ったほか、従来のガイダンスを維持し23年も約180万台生産する軌道であることを表明したことが好感され2ケタの上昇。ハイテク株は買戻しが継続し、終日堅調な展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円高の27500円。円相場は1ドル130円20銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開から始まることになりそうだ。節目の27500円ではこう着感が強まる可能性があるほか、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、模様眺めムードを強めてくる可能性はあるだろう。また、決算発表が本格化するなか、インテルは調整後の1株利益が予想を下回ったほか弱い見通しが嫌気され、時間外取引で大幅下落していることが重荷となりやすい。  一方で、決算が嫌気され時間外で下落していたラムリサーチは2%近い上昇を見せたこともあり、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などへの買戻しに向かわせそうである。また、信越化<4063>の決算が材料視されやすいとみられ、指数インパクトの大きい値がさ株の強い値動きにより、やや日経平均型優位の展開が期待されそうだ。そのため、27500円水準でのこう着を想定するものの、底堅さが意識される局面においては、FOMCを控えた先物主導でショートカバーの動きが強まる展開もありそうだ。  物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別物色のほか、日経平均の底堅い値動きを受けて、個人主体の中小型株物色も活発化しそうだ。そのほか、テーマ性のある材料株などへも短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。週末要因から利食いが強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに。 《AK》
関連銘柄 3件
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(0.95%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(0.66%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07