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日経平均は51円安でスタート、日産自やINPEXなどが下落

2022/6/30 9:45 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;26753.28;-51.32TOPIX;1887.08;-6.49 [寄り付き概況]  30日の日経平均は51.32円安の26753.28円と続落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は82.32ドル高の31029.31ドル、ナスダックは3.65ポイント安の11177.89で取引を終了した。1−3月期国内総生産(GDP)や個人消費確定値が予想外に下方修正されたため、景気減速を警戒した売りに寄り付き後、下落。その後、パウエルFRB議長が経済の強さを強調したため警戒感が後退し、上昇に転じた。さらに、ドイツのインフレがピークに達した可能性が示唆されたため国内の金利も低下し投資家心理は改善し、ダウはプラス圏を維持した。  今日の東京株式市場は売りが先行した。引き続き主要中央銀行の金融引き締めと景気後退への警戒感が強く、東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%を超す下げとなったことが東京市場の半導体株の株価を抑えた。さらに、FRBが重要視しているPCEコアデフレーターが今晩、米国で発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=136円50銭台と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。また、四半期末に伴う機関投資家による資産配分見直しの買いが期待できるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比7.2%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.3%低下だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は19-25日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は4297億円だった。今日はAViC<9554>が東証グロースに上場した。  セクター別では、鉱業、石油石炭製品、その他金融業、保険業、不動産業などが値下がり率上位、水産・農林業、陸運業、倉庫運輸関連、食料品、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日産自<7201>、INPEX<1605>、ファナック<6954>、レノバ<9519>、信越化<4063>、ENEOS<5020>、東京海上<8766>、アステラス薬<4503>、ソニーG<6758>、資生堂<4911>などが下落。他方、ダブル・スコープ<6619>、第一三共<4568>、日本郵船<9101>などが上昇している。 《FA》
関連銘柄 14件
1605 東証プライム
1,976
11/26 15:30
-42.5(-2.11%)
時価総額 2,488,053百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,660
11/26 15:30
-99(-1.72%)
時価総額 11,329,577百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4503 東証プライム
1,572
11/26 15:30
±0(0%)
時価総額 2,844,790百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4568 東証プライム
4,550
11/26 15:30
-56(-1.22%)
時価総額 8,859,005百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
2,835.5
11/26 15:30
+2.5(0.09%)
時価総額 1,134,200百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5020 東証プライム
792.9
11/26 15:30
-21.9(-2.69%)
時価総額 2,404,748百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
6619 東証プライム
323
11/26 15:30
-8(-2.42%)
時価総額 17,811百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
6758 東証プライム
2,983
11/26 15:30
+5.5(0.18%)
時価総額 18,623,161百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,178
11/26 15:30
-19(-0.45%)
時価総額 4,158,861百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
392.1
11/26 15:30
-14.8(-3.64%)
時価総額 1,654,942百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
5,685
11/26 15:30
-132(-2.27%)
時価総額 11,597,400百万円
メガ損保の一角。東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、イーデザイン損害保険などを傘下に収める持株会社。北米を中心とする海外保険事業等も。海外保険事業では競争力の高い商品のグローバル展開などに注力。 記:2024/10/25
9101 東証プライム
4,872
11/26 15:30
-101(-2.03%)
時価総額 2,245,992百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9519 東証プライム
781
11/26 15:30
-31(-3.82%)
時価総額 71,218百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
9554 東証グロース
1,131
11/26 15:30
+3(0.27%)
時価総額 6,938百万円
インターネット広告サービス、SEOコンサルサービスのデジタルマーケティング事業を展開。戦略の企画から実行まで一気通貫したサービスを提供。新規クライアントの獲得は順調。自社ツールの活用等で高生産性維持。 記:2024/06/03