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大きなリバウンドをみせられないと、下方シグナルが確定する

2018/3/22 8:18 FISCO
*08:18JST 大きなリバウンドをみせられないと、下方シグナルが確定する [本日の想定レンジ]  21日のNY市場は下落。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引き上げられた。パウエル議長は18年の利上げ見通しを維持したほか、経済見通しの改善を理由に19年から20年にかけての金利軌道の傾斜を強めた。発表後に一時上昇したものの、引けにかけて上げ幅を縮小し下落に転じた。ダウ平均は44.96ドル安の24682.31、ナスダックは19.02ポイント安の7345.29。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の21140円。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好になろうが、一先ずFOMC通過によるアク抜けも意識されるため、底堅さは意されそうだ。また、国内政治リスクが重石となろうが、参加者が限られる中、下値は日銀のETF買い入れが需給面での下支えとして底堅さが意識されやすい。祝日前の日経平均は下げ渋る中で陽線を形成しているが、調整トレンドが継続している。ボリンジャーバンドでは-1σを挟んでの推移となったが、支持線として機能するかは見極めが必要であり、流れとしては-2σでサポート力を試す展開が意識されやすい。  一目均衡表では遅行スパンが実線の下げに沿った格好で推移している。本日は実線が21250円近辺に位置しているため、これを上回る形で上方シグナル発生の可能性はある。しかし、その後週末には22150円処まで切り上がってくるため、大きなリバウンドをみせられないと、下方シグナルが確定する。週間形状では引き続き52週線を意識したトレンド形成なほか、ボリンジャーバンドでは-1σでの攻防であり、-2σが意識されてくると、52週線での踏ん張りが聞かず、調整トレンドが長期化する可能性も高まる。21200-21450円のレンジを想定する。 [予想レンジ] 上限 21450円−下限 21200円 《TM》