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*08:23JST 2000年のITバブル高値(20833.21円)更新へ [本日の想定レンジ] 　23日のNY市場は上昇。ギリシャと欧州連合（EU）が週内にも合意に至るとの期待を受け、アジア、欧州株価が全面高となり買いが先行。その後は5月耐久財受注が予想を大きく下振れたほか、前日の急伸を受けた利益確定の売りが広がり、上値の重い展開に。ダウ平均は24.29ドル高の18144.07、ナスダックは6.12ポイント高の5160.09。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の20890円。 　シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は2000年のITバブル高値(20833.21円)を捉えてくることになりそうだ。さすがに高値更新でいったんは達成感が意識されやすいところであろう。とはいえ、ギリシャ救済合意が週内に承認されるようなら、さらにリスクオンの状況になる。 　ボリンジャーバンドでは昨日の大幅上昇で+2σを上抜けてきており、過熱感は警戒されやすい。ただし、今後はバンドが拡大傾向に向かうことで、切り上がる+2σに沿ったトレンドが形成される可能性はある。20800-21000円のレンジを想定。 [予想レンジ] 上限 21000円−下限 20800円 《TM》