株～企業情報・おすすめ銘柄

*14:12JST ファイバーゲート：賃貸・観光施設向けにフリーWi-Fiサービスを展開、既存サービスのクロスセルや第3の柱の成長に注目 ファイバーゲート<9450>は、マンション・アパート等の賃貸物件オーナー向けに全戸一括で入居者が「インターネット無料使い放題」となるインターネット接続サービスを提供するホームユース事業（2024年6月期売上高に対して82.3％）、観光施設や各種店舗・商店街、商業施設の施設運営者向けにフリーWi-Fiサービス「Wi-Fi Nex」を提供するビジネスユース事業（同13.3％）を展開するほか、新規領域として再生可能エネルギー・不動産事業（同4.4％）を展開している。 マンション・アパートのオーナーが入居者に無料で利用できるインターネット設備を有することで、保有賃貸物件の機能強化を図ることができ、主に単身者向け物件における入居促進や退去防止のための有効なサービスと認知されている。また、観光施設や各種店舗・商店街、商業施設の施設運営者向けに提供することで、通信機器開発からWi-Fi環境の構築、運用、顧客サポートまで一貫してサービスを提供できるノウハウを有する垂直統合型のビジネスモデルを構築している。ネットワーク整備を求める潜在顧客数が圧倒的な中堅・中小規模法人をターゲットとしており、規模的に大手が手をつけにくいところをカバーする。2024年6月期におけるストック売上は69.5％、フロー売上は30.5％。 2024年6月期の売上高は前年同期比1.4％減の12,613百万円、営業利益は同2.9％増の2,387万円で着地した。ビジネスユース事業の伸長が顕著で、ホームユース事業もストック案件の増加から堅調を持続。主要指標のレジデンスWi-Fiサービスの第4四半期末の接続済戸数は約62万戸（前期比7.7万戸増）。ビジネスユースにおいて先行指標となるフロービジネスの売上は9.6億円で、コロナ禍で大きく落ち込んだ2022年6月期から1.5倍の水準まで回復したほか、フロー売上の増加でストック売上も順調にその水準を引き上げた。2025年6月期の業績は、売上高が前期比13.9％増の14,370百万円、営業利益は同9.7％増の2,620百万円と増収増益見通し。通信関連ではビジネスユースの売上急伸が継続するうえ、非通信領域でも再生エネルギーなどの売上計上開始などが増収を牽引する想定となっている。レジデンスWi-Fiサービスの期末接続済戸数前提は約70万戸、ビジネスユースでは引き続き医療/介護、公共/交通/物流、観光の3領域をターゲットにフロー売上を14.7億円と想定。 同社のホームユース事業は、ＭＭ総研による全戸一括型マンションISPシェア調査の直近シェアで9.1％に相当、シェアランキングで前年の4位から3位に浮上した。また、ホームユース事業・ビジネスユース事業の２つの事業を実施している上場企業はおらず、企業全体で見たときの競合は存在しない。直近は、主力のホームユース事業で監視カメラ、スマートコールや宅配BOX、FGTVなどの製品をクロスセルで販売しており、この施策も好調に推移している。 今後、ホームユース事業では特定販路に依存しない多様かつ強力なパートナー企業の開拓と対応する営業人員の強化、IoT等クロスセル商材による利益の底上げによって2027年6月期に契約戸数（累計）80万戸超（24年6月期62万戸）、パートナー者数500社（同365社）を掲げる。また、ビジネスユース事業では病室向け、介護DX、観光、イベントの需要が強いようで、要となる営業強化とニーズに応えるための専門性を高めて27年6月期にフロー売上40億円（24年6月期9.6億円）、パートナー者数150社（同92社）を掲げる。さらに、非通信インフラ（再エネ・不動産）事業については、第3の柱としてホームユース事業、ビジネスユース事業と共通の顧客基盤にて事業を展開していく。再エネは通信サービスの既存販路との親和性が高く、通信サービスと再エネ（電気）サービス同士のクロスセルも見込んでおり、27年6月期には非通信インフラ事業で売上高35億円（うち再エネ売上高30億円）を見込む。3つの事業を柱として業績の底堅い成長が続くなか、今後の成長に注目しておきたい。 《NH》

*09:41JST 出来高変化率ランキング（9時台）～ビーロット、しまむらなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位　[10月1日　9:32　現在] （直近5日平均出来高比較） 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <5616> 雨風太陽　　　　　 738300 　107185.08　 257.02% 0.1334% <8037> カメイ　　　　　　　221100 　115123.98　 175.38% 0.0298% <143A> イシン　　　　　　　253900 　76695.44　 147.06% 0.2654% <5610> 大和重　　　　　　　107900 　106739.22　 142.4% 0.1332% <4883> モダリス　　　　　　10509900 　37882.38　 101.1% 0.0645% <7044> ピアラ　　　　　　　125300 　650830.36　 45.55% -0.0039% <192A> インテG　　　　　　85700 　18148.04　 40.76% -0.1193% <6740> JDI　　　　　　　128368400 　162759.6　 32.9% 0% <3452> ビーロット　　　　　171400 　2087116.56　 28.19% 0.0934% <206A> PRISMBio　　514400 　120193.56　 23.3% 0.1341% <6999> KOA　　　　　　　206100 　163712　 19.93% -0.0353% <4206> アイカ工　　　　　　205100 　187747.42　 16.58% -0.0117% <2975> スターマイカHD　　122100 　543098.38　 9.74% 0.038% <1443> 技研HD　　　　　　1430200 　63057.96　 5.47% 0.039% <9556> INTLOOP　　　60200 　239366.4　 -4.36% 0.019% <8114> デサント　　　　　　239000 　332682.6　 -4.91% 0.0023% <8227> しまむら　　　　　　269300 　1040058.2　 -10.13% 0.0479% <8798> アドバンスク　　　　123700 　2429076.2　 -13.61% -0.0117% <2354> YE　DIGIT　　170700 　145679.42　 -14.26% -0.026% <6937> 古河池　　　　　　　95300 　131177.9　 -16.01% 0.0043% <175A> ウィルスマート　　　5100 　158121.74　 -22.31% 0.064% <6963> ローム　　　　　　　3321300 　6656.46　 -23.53% 0.0681% <4221> 大倉工　　　　　　　18000 　7890427.93　 -25.22% 0.0149% <4107> 伊勢化　　　　　　　64900 　72520.38　 -27.02% 0.071% <9166> GENDA　　　　　1074600 　1885574.6　 -27.9% 0.0548% <5290> ベルテクス　　　　　18000 　4623825.46　 -28.37% -0.0034% <180A> GX超長米　　　　　28830 　46024.84　 -28.58% 0.0119% <7921> TAKARA＆C　　22100 　13498.092　 -29.41% -0.0311% <9450> ファイバーGT　　　90500 　82293.08　 -29.55% -0.0254% <4395> アクリート　　　　　10400 　128384.4　 -32.64% 0% （*）はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《CS》

*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 日本出版貿易、石井鉄工所、ワンキャリアなど 銘柄名<コード>15日終値⇒前日比 エムアップHLDG<3661> 1063 -113 第1四半期増益率は想定よりも限定的にとどまるか。 オイシックス・ラ・大地<3182> 1192 -92 第1四半期は減価償却費増もあって低進捗に。 ギフティ<4449> 1041 -30 上半期減益決算を嫌気。 ヤマシンフィルタ<6240> 451 -18 決算発表受けて急伸の反動が強まる。 マクロミル<3978> 805 -27 前期業績の下振れ着地をマイナス視。 ファイバーゲート<9450> 1101 -61 前期業績の下振れをマイナス視。 日機装<6376> 991 -43 上半期上振れ着地も通期営業益を下方修正。 東邦チタニウム<5727> 1161 -38 1200円レベルでの上値の重さ意識。 マブチモーター<6592> 2186.5 -65.0 マッコーリー証券では目標株価引き下げ。 日本精蝋<5010> 286 +80 通期業績予想を大幅上方修正。 かんなん丸<7585> 530 +80 今期黒字転換見通しや株主優待制度再開で・ 日本出版貿易<8072> 3210 +500 トーハンが1株4000円でTOB実施へ。 ペッパーフード<3053> 159 +26 業績上方修正でリスク注記も解消。 石井鉄工所<6362> 8350 +1390 MBO実施によるTOB価格8364円にサヤ寄せ続く。 マリオン<3494> 492 +80 BOOSTRYとの協業など引き続き材料視。 ビーグリー<3981> 1381 +196 高水準の自社株買い実施を発表。 ワイエスフード<3358> 455 +36 第1四半期営業黒字転換に。 ぷらっとホーム<6836> 2084 +293 第1四半期経常損益改善を引き続き評価。 タカトリ<6338> 3160 +350 半導体関連株高の流れが支援に。 ピクセルＣＺ<2743> 69 -30 上半期決算発表の延期を引き続き警戒視。 ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235> 879 -200 業績下方修正で一転営業減益に。 ココペリ<4167> 459 +48 25年3月期利益予想を上方修正。 AnyMind<5027> 1240 +109 24年12月期業績予想を上方修正。 monoAI<5240> 501 -10 上期営業損益が1.22億円の赤字。売り先行だが下値は堅い。 jig.jp<5244> 304 +17 第1四半期営業利益16.7％増。発行済株式数の2.11％上限の自社株買いも発表。 ワンキャリア<4377> 3900 +385 上期営業利益23.2％増。第1四半期の93.4％増から増益率縮小。 GNI<2160> 1755 -176 上期営業利益67.8％減。 ベルトラ<7048> 345 -37 上期営業損益が1.97億円の赤字。 グロームHD<8938> 695 +76 第1四半期営業利益が1.14億円と前年同期の0.32億円の赤字から黒字に転換。 JMC<5704> 528 -65 24年12月期業績予想を下方修正。 データセク<3905> 1383 +34 25年3月期業績予想を上方修正。 《CS》