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粧美堂 Research Memo(10):22/9期~26/9期は発展期

2023/12/15 16:10 FISCO
*16:10JST 粧美堂 Research Memo(10):22/9期~26/9期は発展期 ■粧美堂<7819>の成長戦略 2. 2022年9月期~2026年9月期は発展期 2019年9月期~2021年9月期の改革期に得られた成果をベースに、2022年9月期~2026年9月期を発展期と位置付けている。総合メーカー化の促進、経営基盤の更なる強化により、「心と体の美と健康をサポートする」総合企画メーカーとして「粧美堂」ブランドを確立する方針としている。 営業利益率10%に向けて今後深堀する重点施策として、売上高の拡大ではデータ・マーケティング機能の更なる充実によって販売精度の向上を図り、ニッチ分野シェアNO.1カテゴリー数を拡大する。売上総利益率の向上ではヒット商品の企画開発と集中販売による発注ロットの大型化、高付加価値・高価格商品への挑戦を推進する。販管費比率の低下では売れ筋商品拡販による販売効率の向上、DX等の活用による生産性向上などを推進する。物流戦略としては、現在は大阪府箕面市に2拠点を保有しているが、施設の老朽化などを考慮して、今後は出荷業務などを3PL専門事業者に業務委託することにより、物流コストの変動費化や低減を進めていく方針だ。 なお、創業家出身である3代目社長の寺田正秀氏(現代表取締役社長)は現在46歳と若く、過去数年間の同社の体質改善において陣頭指揮を執り、高い指導力を発揮してきた。創業家の持株比率は約6割と高いことから、大胆かつ迅速な意思決定が可能となる。 サステナビリティ経営への取り組みについては、コンタクトレンズを取り扱う企業として、使い捨てコンタクトレンズの空容器の回収を進めている。また、一般社団法人F・マリノススポーツクラブの新事業「SHIBA-Up」を支援するため、横須賀市に寄付を行った。「SHIBA-Up」は、そのままでは海に流出して海洋プラスチックごみとなってしまう人工芝片を拾い集め、スポーツの現場で活用できるマーカーコーンなどにリサイクルする新事業である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《SI》
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化粧品・化粧雑貨などのパーソナルケア商品を自社ブランド、OEMで販売する総合企画メーカー。化粧雑貨の一次問屋として1948年に創業。キャラクター商品に強み。化粧品は重点販売先への営業強化などに注力。 記:2024/08/22