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注目銘柄ダイジェスト(前場):セルシード、ツルハHD、ニッパツなど

2022/6/22 11:57 FISCO
*11:57JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):セルシード、ツルハHD、ニッパツなど 西松屋チェ<7545>:1362円(-30円) 大幅反落。前日に6月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比2.1%減、2カ月連続のマイナス成長となっている。客数が同1.8%減少したほか、客単価も同0.3%低下している。期間の中頃に気温が低下したことで、夏物衣料の売上高が前年を下回ったもようだ。前年6月は比較的既存店の減収率が大きかったため、ややネガティブな反応も強まっているようだ。 三菱自<7211>:476円(+26円) 大幅続伸。本日は業種別騰落率で輸送用機器が上昇率トップになっている。為替相場ではドル高円安が一段と進行し、1998年10月以来の円安水準となっているもよう。円安メリットが最も大きいとされる自動車株への関心につながっている。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で目標株価を480円から570円に引き上げ、23年3月期には3期ぶりの復配を予想としている。 ツルハHD<3391>:6890円(+430円) 大幅反発。前日に22年5月期決算を発表、営業利益は406億円で前期比16.1%減、従来予想の512億円を大幅に下回ったほか、市場コンセンサスも30億円強下回っている。一方、23年5月期は427億円で同5.3%増益の見通しとしている。下振れ懸念は強まっていたため、下振れ決算も短期的な悪材料出尽くしにつながっているほか、配当性向目標を50-70%に引き上げ、今期配当予想を前期比66円増の233円としていることも評価。 ニッパツ<5991>:920円(+51円) 大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も950円から1200円に引き上げている。トヨタ系以外の部品会社に対する業績悪化懸念は織り込まれつつあるなか、日産向けシートの採算重視の姿勢、SUBARU向けシートの生産回復、半導体製造装置向け部品の拡大などによる業績上方修正も評価引き上げに反映のもよう。 SBI<8473>:2618円(+100円) 大幅続伸。三井住友FGが1割程度出資する方向で最終調整と報じられている。出資には米金融当局の承認が必要で調整を進めているようだが、出資額は800億円規模になる可能性とされている。三井住友FGの出資比率は北尾社長を上回ってくる見通しのようだ。同社にとっては、顧客層の拡大につながるとみられるほか、財務基盤の強化に伴う買収戦略のさらなる積極化なども期待されているもよう。 FRONTEO<2158>:977円(-24円) 大幅に反落。住友ファーマ<4506>と人工知能「コンセプトエンコーダー」を用いた統合失調症を対象とするAIプログラムの研究開発に向けた試験計画書作成の業務委託契約を締結したと発表している。FRONTEOは、同人工知能を用いた「会話型 認知症診断支援AIプログラム」の薬事承認に向けたプロセスを進めている。朝方は買いが先行したものの、その後は利益確定売りに押されているようだ。 セルシード<7776>:171円(+21円) 大幅に続伸。1月5日に発行した新株予約権のうち、4813個(発行総数の10.93%)が権利行使され、48万1300株を交付したと発表している。未行使数は1万2504個。大量行使で将来的な株式価値の希薄化懸念が和らいだことに加え、前日に細胞シート工学を用いた中枢神経損傷関連疾患の新規治療方法に関する共同研究を北海道大学大学院医学研究院と開始したと公表したことも引き続き買い材料視されているようだ。 メタリアル<6182>:1043円(-10円) もみ合い。子会社Travel DX(東京都千代田区)のVR旅行体験サービス「どこでもドア Trip」が長野県立大学に導入されたと発表している。教育機関での正式導入事例は初めて。「どこでもドア Trip」は、現地にいるかのような旅行体験を提供するサービス。今後、現地ツアーガイドとのリアルタイムのコミュニケーションによる語学学習など様々な活用を計画しているという。 《ST》
関連銘柄 9件
2158 東証グロース
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時価総額 24,401百万円
eディスカバリサービスなどのリーガルテックAI事業が主力。不正検知システム「KIBIT Eye」などを手掛けるAIソリューション事業も展開。塩野義製薬と業務提携。リーガルテックAI事業は受注数が着実増。 記:2024/10/13
3391 東証プライム
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11/29 15:30
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4506 東証プライム
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時価総額 224,416百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
5991 東証プライム
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時価総額 423,943百万円
自動車用ばねメーカー。自動車用懸架ばね、ハードディスクドライブ用サスペンションで世界トップシェア。大手自動車メーカーなどが主要取引先。25.3期はHDD関連部品、半導体プロセス部品の数量回復などを見込む。 記:2024/06/28
6182 東証グロース
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時価総額 8,090百万円
AI自動翻訳などを手掛けるAI事業が主力。業種特化の専門文書の翻訳に強み。プロ翻訳者による業務受託、メタバース事業等も手掛ける。生成AI「Metareal AI」プロジェクトの早期業績寄与を目指す。 記:2024/08/06
7211 東証プライム
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11/29 15:30
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時価総額 584,191百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7545 東証プライム
2,361
11/29 15:30
+42(%)
時価総額 164,300百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。低価格PB商品の開発に注力。1120店舗展開。オンラインストアは売上堅調。海外向け卸売も拡大。IT化で効率化。 記:2024/10/04
7776 東証グロース
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時価総額 18,021百万円
東京女子医大発のバイオベンチャー。細胞培養器材の販売のほか、再生医療受託事業、細胞シート再生医療事業を手掛ける。細胞培養技術に強み。細胞培養器材事業では既存代理店との協業強化で器材製品の拡販図る。 記:2024/06/24
8473 東証プライム
3,780
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+43(%)
時価総額 1,144,346百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19