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注目銘柄ダイジェスト(前場):ブロッコリー、ミサワ、ヒーハイストなど

2020/2/20 11:56 FISCO
*11:56JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ブロッコリー、ミサワ、ヒーハイストなど SOMPO<8630>:4415円(+112円) 大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も5400円から6100円に引き上げている。国内損保事業の修正利益は中計目標値にかなり近づきそうと判断、利益改善の可能性が高まる中で割安感も強まっているとしている。また、新型ウイルスによる影響の不透明性が増す中、生保セクターに比べて損保セクターの安定性の魅力が増しているとも指摘。 AOITYOHold<3975>:731円(+62円) 急反発。前日に19年12月期の決算を発表、営業利益は21.2億円で前期比38.3%減益となった。2月14日に発表した下方修正に沿った水準での着地に。一方、20年12月期は25億円で同18.0%増と一転2ケタ増益の見通し。下方修正受けて売りが優勢となっていたこともあり、本日は見直しの動きが進む展開に。ソフトウェアや業績不振な子会社などに係る費用を削減していく計画。 ブロッコリー<2706>:1905円(+335円) 急騰。20年2月期の営業利益を従来予想の7.00億円から4.00億円(前期実績8.09億円)に下方修正する一方、21年2月期の営業利益予想を9.00億円と発表している。20年2月期はゲームアプリで損失が継続したが、21年2月期は新規コンテンツを積極的に推進する。20年2月期の年間配当は従来予想の24.00円から26.00円(前期実績26.00円)に増額修正する。また、株主優待として限定オリジナルグッズなどを贈呈する。 ミサワ<3169>:774円(+100円) ストップ高。前日に20年1月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の5.8億円から8.2億円にまで引き上げ、前期比では倍増の水準となる。既存の人気シリーズの販売が引き続き堅調に推移したほか、新商品ソファの販売も順調に立ち上がっているもよう。プロパー商材の売上堅調による粗利率の改善も後押し。懸念された消費増税のネガティブ影響も限定的となっているようだ。 澤田HD<8699>:1050円(+40円) 大幅に3日続伸。META Capitalが設立した投資事業有限責任組合がTOB(株式公開買い付け)を開始すると発表し、買い材料視されている。TOB価格は1株につき1050円、TOB期間は20日から3月19日まで。ただ、沢田ホールディングスはTOBに対して「十分な検討期間が取れず結論を出すに至っていない」として賛否を表明していない。今後、関連情報を精査した上で見解を公表する予定という。 ダイトウボウ<3202>:226円(-2円) 続落。ウイルス対策関連として人気化してきた中小型株は総じて軟化する展開になっている。18日には、中国での新型コロナウイルスから回復した患者数が、初めて新たな感染者数を上回ったなどとも伝わり、感染拡大ペースの鈍化が意識される状況となっているようだ。リスクオン地合いから景気敏感株のリバウンドに資金もシフト、同社をはじめ関連株には処分売りの動きが強まっている。 前田道<1883>:3495円(-215円) 大幅反落。総額530億円の大規模な特別配当を実施する案を取締役会に提案したと報じられている。従来計画の配当総額は約85億円で、その6倍程度の規模になる。前田建設<1824>からの敵対的TOBに対する対抗策としての位置づけであるもよう。資金の流出による純資産の減少で、TOBが撤回される可能性があるようだ。株価はTOB価格の3950円にサヤ寄せする動きとなっていたが、TOB撤回による反動安を想定する動きが先行。 ヒーハイスト<6433>:317円(+29円) 大幅に続伸。17万株(約0.49億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.69%。19日終値(288円)で20日朝方の立会外取引(ToSTNeT-3)で買い付けを委託する。資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが狙い。19年11月6日に昨年来高値(516円)を付けてから、株価が軟調に推移していたことも買いやすさにつながっているようだ。 《ST》
関連銘柄 9件
1824 東証1部
899
9/28 15:00
+8(%)
時価総額 174,953百万円
ゼネコン準大手。脱請負に向けインフラ運営に力注ぐ。昨年3月に前田道路をTOBで連結子会社化。22.3期1Qは受注堅調。6月末単体受注残は6855億円(前年同月末比16%増)に。10月に持株会社制に移行へ。 記:2021/08/16
1883 東証1部
2,099
9/28 15:00
+71(%)
時価総額 187,145百万円
ゼネコン準大手。今年10月に傘下の前田道路、前田製作所と経営統合し、持株会社の社名をインフロニアHDに。中計ではグループ経営の強化などで31年3月期に営業益1000億円以上を目指す。配当性向3割以上目安。 記:2021/09/13
2706 東証スタンダード
1,495
9/25 15:00
-1(%)
時価総額 13,078百万円
女性向けコンテンツ「うたの☆プリンスさまっ♪」を制作・販売。関連トレーディングカードゲーム等も。トレーディングカードゲーム「Z/X」の累計出荷数は3800万パックを突破。24.2期1Qは2桁増収。 記:2023/09/02
3169 東証スタンダード
685
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 4,872百万円
オリジナルの家具やラグ、カーテン、雑貨等を扱うライフスタイルショップ「unico」を展開。自社で商品を企画・開発し、生産は外部に委託。27.1期営業利益5.4億円目標。家具などで新商品開発を進める。 記:2024/10/24
3202 東証スタンダード
102
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 3,097百万円
1896年に設立された国内初の毛織会社。現在は商業施設「サントムーン柿田川」の商業施設事業が主力。ヘルスケア事業、せんい事業も展開。27.3期売上高47億円目標。せんい事業ではユニフォーム事業に注力。 記:2024/07/29
898
9/27 15:00
±0(%)
時価総額 22,060百万円
テレビCM制作で国内首位。広告主との直接取引拡大に力注ぐ。21.12期上期はコロナ影響が緩和。経費削減も効き黒字に。5月にMBO発表(TOB価格900円)。7月にTOBが成立し、9月28日付で上場廃止に。 記:2021/09/08
6433 東証スタンダード
238
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 1,503百万円
円筒直動軸受メーカー。埼玉県川越市に本社。小径リニアボールブッシュに強み。レース用部品や試作部品の受託加工、ユニット製品の製造・販売等も。直動機器の製品力強化、ユニット製品の販路拡大等に取り組む。 記:2024/10/12
8630 東証プライム
3,863
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 1,275,408百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
8699 東証スタンダード
834
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 34,156百万円
キルギスコメルツ銀行、リユース事業のSTAYGOLD等を傘下に持つ持株会社。持分法適用関連会社にモンゴルのハーン銀行、ロシアのソリッド銀行。キルギスコメルツ銀行では利回りの高い個人融資の拡大等に注力。 記:2024/06/04