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利食い売りが先行するものの、29000円を挟んでの底堅い値動き【クロージング】

2021/10/18 16:13 FISCO
*16:13JST 利食い売りが先行するものの、29000円を挟んでの底堅い値動き【クロージング】 18日の日経平均は3営業日ぶりに小幅反落。43.17円安の29025.46円(出来高概算10億8000万株)で取引を終えた。前週末の米国株高を映して買い先行で始まったものの、先週のリバウンドによる過熱感なども意識されやすく、当面の利益を確保する動きにより、一時28924.40円まで水準を切り下げた。また、足下で原油高などが進んでいるが、「原材料コストの上昇に伴う企業収益の圧迫に対する懸念も残る」との指摘も聞かれ、内需関連株中心に値を下げたことも投資マインドを冷やした。ただし、コロナ渦後の経済活動の正常化に対する期待から押し目を拾う動きもあり、29000円を挟んでの底堅さは見られている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100を超え、全体の過半数超を占めた。セクター別では、鉱業が5%近く上昇したほか、石油石炭、非鉄金属、鉄鋼、輸送用機器など15業種が上昇。一方、医薬品、水産農林、食料品、サービスなど18業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、デンソー<6902>、トヨタ<7203>、コナミHD<9766>が堅調だった半面、エムスリー<2413>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、リクルートHD<6098>が軟化した。 日経平均は前週末にかけての2日間で900円超上昇し、29000円台を回復したことから、急ピッチの上昇に対する警戒感から、次第に利食い売りが膨らんだ。また、原油市況が一時1バレル=83ドル台に乗せるなど、商品市況の上昇基調が続いており、関係者からは「原材料高による交易条件の悪化が半年後に悪影響が出る可能性がある」との指摘も聞かれたことも重荷に。一方、資源関連のほか、円安が進んでいることで、自動車など輸出関連株の一角が堅調に推移していることが相場を支えていた 日経平均は前週末に戻りの節目として意識された200日線水準を上抜けたため、次の節目として注目されているのが、9月30日以来下回って推移している25日線(29270円)水準だ。この水準を早期に上回ることができなければ、9月27日から10月6日までの下げ幅の3分の2戻し水準である29340円、あるいは全値戻し水準の30240円が遠のくことも想定されるだけに、25日線水準の早期奪回が今後のポイントになりそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
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時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4568 東証プライム
4,435
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時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
9,824
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米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6902 東証プライム
2,267.5
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時価総額 7,146,661百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
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時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
22,250
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+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,030
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時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9766 東証プライム
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+375(%)
時価総額 2,105,863百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
49,020
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17