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米国株見通し:目先的に反発余地を探るような動き継続

2019/8/30 18:45 FISCO
*18:45JST 米国株見通し:目先的に反発余地を探るような動き継続 S&P500先物  2939.25(+12.50) (17:55現在) ナスダック100先物  7749.50(+37.50) (17:55現在)  17時55分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物は110ドル高ほどで推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.50ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、30日の米株式市場は買い優勢で始まりそうだ。  米中貿易協議の9月再開期待が浮上しており、目先的に反発余地を探るような動きが続くとみられる。中国外務省は本日、「米中は貿易をめぐり有効な意思疎通を維持している」とコメントしている。ただ、米国は9月2日がレーバーデーの祝日でロングウィークエンドになるため、ある程度の利益確定売りも出る可能性がある。NY原油先物は、米中協議再開期待で需要回復思惑が強く、底堅い展開が見込まれる。  本日発表となる米国の経済指標は、7月個人所得、7月個人消費支出、7月コアPCE価格指数、8月シカゴ購買部協会景気指数、8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値。個人所得や支出、コアPCE価格指数は前月並み。シカゴ景気指数やミシガン大学指数は改善が予想され、株式市場にはややポジティブな材料になる可能性がある。決算発表は、キャンベルスープなどが予定されている。 《KK》