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クオールホールディングス---新型コロナウイルスを不活化するオゾン関連製品の販売体制を強化。医療機関を優先に販路拡大へ

2020/7/9 11:37 FISCO
*11:37JST クオールホールディングス---新型コロナウイルスを不活化するオゾン関連製品の販売体制を強化。医療機関を優先に販路拡大へ クオールホールディングス<3034>は8日、新型コロナウイルスを不活化する「オゾン除菌脱臭器 AIR BUSTER(エアバスター)」を中心としたオゾン関連製品の販売を強化すると発表。当初は1 万台の供給体制を確保し、医療機関への販売を優先して進め、随時、供給体制の強化、販路拡大をおこなっていくという。 新型コロナウイルスの影響で衛生環境の整備に関するニーズが高まる中、同社は、オゾン関連製品の販売でリーディングカンパニーを目指すとしている。 オゾン関連製品の販売においては、安全性確保のために対面での製品説明をおこなう必要があるが、同社が医療を提供する施設としてこれまで培ってきた経験と、それを担う全国 800 店舗の薬剤師をはじめとする薬局スタッフは、大きな強みとなるという。 オゾンガスは、奈良県立医科大学との共同研究で実証した新型コロナウイルスをはじめ、大腸菌、インフルエンザ、ノロウイルス、花粉等に対し、不活化の効果が、すでに各研究機関での実証により認められている。 同社は、三友商事、タムラテコと連携し、実証実験から得た知見を本製品に生かし、オゾンガスの有効性を確保する上で重要な、オゾン濃度の制御を実現している。 販売は全国の医療機関を優先し、介護施設、教育施設、医療機関内保育園等、医療関連施設へと拡げていく。さらに、これまで薬局出店により培った異業種との連携体制を活用し、企業や集客施設など、オゾン関連製品を要望する市場を取り込み、順次販路を拡大していく計画という。 《ST》
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時価総額 57,226百万円
保険薬局を全国展開するクオールを中核とする持株会社。薬局事業が主力。店舗数は940店舗超。後発医薬品等の製薬事業、BPO事業も展開。第一三共エスファを子会社化。薬局事業ではM&Aや新規出店で規模拡大図る。 記:2024/10/11