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フリービット Research Memo(1):2020年4月期第2四半期は2ケタ経常増益。不動産テック事業がけん引
2020/2/21 15:31
FISCO
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*15:31JST フリービット Research Memo(1):2020年4月期第2四半期は2ケタ経常増益。不動産テック事業がけん引 ■業績動向 フリービット<
3843
>の2020年4月期第2四半期連結業績は、売上高が前年同期比26.0%増の27,094百万円、営業利益が同2.6%減の986百万円、経常利益が23.7%増の908百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失が181百万円(前年同期は9百万円の利益)となり、大幅な増収及び経常増益となった。 売上高に関しては、不動産テック事業の拡大とエドテック事業の開始が大幅な増収に貢献した。不動産テック事業では主力のマンションインターネット接続サービスが引き続き好調を維持し、セグメント売上高で前年同期比52.0%増と高い成長を示した。エドテック事業は連結子会社(株)アルク(2018年9月買収)が担っており、前期第3四半期から業績計上している。第2四半期の売上高2,729百万円は増収分となる。ヘルステック事業、アドテク事業も変わらず増収基調。インフラテック事業も堅調である。2020年4月期第2四半期のセグメント別売上構成は、インフラテック事業28.5%、不動産テック事業24.0%、アドテク事業31.9%、ヘルステック事業5.4%、エドテック事業10.1%である。 売上総利益率は前年同期の27.0%から28.9%へ1.9ポイント上昇。販管費はエドテック事業開始に伴う事業規模の拡大により増加し、販管費比率は前年同期の22.3%から25.2%と2.9ポイント上昇した。結果として、営業利益率は前年同期の4.7%から3.6%へ1.1ポイント低下した。 営業利益(セグメント利益)に貢献した事業は、不動産テック事業(780百万円)とアドテク事業(390百万円)、インフラテック事業(345百万円)。一方でセグメント利益がマイナスだったのは、ヘルステック事業(281百万円)とエドテック事業(258百万円)である。ヘルステック事業は、事業体制強化のための人員増が影響し一過性の減益となった。エドテック事業は通年では黒字の事業だが、季節性が強く第2四半期は閑散期にあたる(繁忙期は第4四半期)。エドテック事業を除く4事業合計では営業増益であり、順調に半期を折り返したと言えるだろう。経常利益は、前期発生した持分法による投資損失が今期は減少したため増益となった(前年同期比23.7%増)。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《ST》
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フリービット
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時価総額 33,014百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
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