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4日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高で4日ぶり反発、ハイテク関連に買い

2021/11/4 16:53 FISCO
*16:53JST 4日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高で4日ぶり反発、ハイテク関連に買い 4日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比28.33ポイント(0.81%)高の3526.87ポイント(上海A株指数は0.81%高の3696.23ポイント)と4日ぶりに反発した。 自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下落ピッチが速く、足もとで約2カ月ぶりの安値水準を切り下げていた。米国の早期利上げ観測後退も好感されている。指数は引けにかけて上げ幅を広げた。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、ハイテク関連が高い。パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が7.5%、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が6.1%、光ファイバー・ケーブルメーカーの江蘇亨通光電(600487/SH)が6.0%ずつ上昇した。 消費関連株もしっかり。食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が4.4%高、自動車の長城汽車(601633/SH)が2.5%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.3%高、酒造の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.2%高で引けた。公益株、素材株、医薬品株なども買われた。 半面、不動産株はさえない。保利地産(600048/SH)が2.3%安、金地集団(600383/SH)が1.5%安で取引を終えた。金融株、エネルギー株、海運株も売られている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.89ポイント(0.70%)高の273.78ポイント、深センB株指数が10.65ポイント(0.92%)高の1163.70ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株 《FA》