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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、米株安が警戒

2021/3/4 9:51 FISCO
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、米株安が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 111183.95 -0.32% 3日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比355.84ポイント安(-0.32%)の111183.95で取引を終了した。112398.2から107465.8まで下落した。 終盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が好感された。10-12月期の成長率はマイナス1.1%となり、前期のマイナス3.9%と市場予想のマイナス1.6%を上回った。 【ロシア】MICEX指数 3416.04 +0.17% 3日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比5.94ポイント高(+0.17%)の3416.04で取引を終了した。3408.47から3450.76まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。アルミ大手UCルサール(RUAL)の大幅高などが指数の上げを主導した。同社がシンジケート・ローンを通じて総額450億ルーブル(約653億円)の資金を調達したことが好感されたもようだ。また、原油価格の上昇も支援材料。一方、欧米による追加の経済制裁などが引き続き警戒された。 【インド】SENSEX指数 51444.65 +2.28% 3日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比1147.76ポイント高(+2.28%)の51444.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同326.50ポイント高(+2.19%)の15245.60で取引を終えた。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業業績の見通しの引き上げ観測が好感された。10-12月期の大幅な業績改善を受け、業績見通しの上方修正の動きが広がっている。また、景気刺激の一環としてインフラ整備への財政支出が拡大されるとの観測も支援材料。ほかに、新型コロナウイルスワクチンの普及に伴い、国内の新型コロナの感染状況が今後は改善されるとの見通しが、経済活動の正常化期待を高めた。 【中国本土】上海総合指数 3576.90 +1.95% 3日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比68.31ポイント高(+1.95%)の3576.90ポイントと反発した。 朝安の後に買われる流れ。前日の軟調地合いを継いで指数は小安くスタートしたものの、このところの下げが大きかったこともあり、程なくプラスに転じた。中国では今週5日、国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開幕するとあって、各種の経済対策に対する期待感が根強い。金利低下も買い安心感につながった。昼前に公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)に関しては、翌日物から1年物まで全期間で低下している。指数は中盤から上げ幅を大きく広げた。 《CS》