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*09:41JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、様子見ムードも漂う流れ 【ブラジル】ボベスパ指数　93952.40　-2.72％ 30日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2629.76ポイント安(-2.72％)の93952.40で取引を終了した。96578.8から93559.2まで下落した。 売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米の新型コロナウイルス感染の再拡大が引き続き警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、欧米市場の下落も圧迫材料。ほかに、米大統領選挙の投票日を翌週3日に控え、慎重ムードが強い。 【ロシア】MICEX指数　2690.59　-0.68％ 30日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比18.45ポイント安(-0.68％)の2690.59で取引を終了した。2706.34から2664.44まで下落した。 大幅安で寄り付いた後は下げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の続落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、国内や欧米での新型コロナウイルス感染の拡大なども引き続きリスク回避の売りを加速させた。ほかに、米大統領選挙の投票日を翌週3日に控えるため、手仕舞い売りの動きがやや広がった。 【インド】SENSEX指数　39614.07　-0.34％ 30日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比135.78ポイント安(-0.34％)の39614.07、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.40ポイント安(-0.24％)の11642.40で取引を終えた。 買いが先行した後は売りに押され、その後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。外国人投資家（FII）の売り越しが指数の足かせに。また、国内や欧米での新型コロナウイルス感染の拡大も引き続き警戒された。 【中国本土】上海総合指数　3224.53　-1.47％ 30日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比48.20ポイント安（-1.47％）の3224.53ポイントと4日ぶりに反落した。 ほぼ全面安の展開。前日まで3日続伸していただけに利益確定の売りが出た。様子見ムードも漂う流れ。来週11月3日の米大統領選を控えて、結果を見極めたいとするスタンスが強まっている。また欧米で新型コロナ感染が再流行するなか、世界経済の回復遅れが中国にも飛び火するとの警戒感もくすぶった。 《CS》