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萩原電気HD Research Memo(5):財務基盤は安定、手元の現金及び預金は143億円と豊富(1)

2023/12/29 11:45 FISCO
*11:45JST 萩原電気HD Research Memo(5):財務基盤は安定、手元の現金及び預金は143億円と豊富(1) ■萩原電気ホールディングス<7467>の業績動向 (2) 財務状況 2024年3月期第2四半期末の財務状況は、流動資産は107,763百万円(前期末比8,466百万円増)となったが、主に現金及び預金の増加3,436百万円、受取手形、売掛金及び契約資産(電子記録債権を含む)の増加2,036百万円、棚卸資産の増加2,742百万円などによる。固定資産は7,564百万円(同284百万円増)となったが、有形固定資産の増加127百万円、無形固定資産の減少6百万円、投資その他の資産の増加163百万円による。この結果、2024年3月期第2四半期末の資産合計は115,328百万円(同8,750百万円増)となった。 一方で、負債合計は65,817百万円(前期末比2,770百万円増)となったが、これは主に流動負債のうち、支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)の増加3,274百万円、短期借入金等の増加296百万円、固定負債のうち、長期借入金の減少1,251百万円などによる。純資産合計は49,511百万円(同5,979百万円増)となったが、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加2,195百万円、為替換算調整勘定の増加391百万円などによる。この結果、2024年3月期第2四半期末の自己資本比率は41.1%(前期末は38.8%)となった。 (3) キャッシュ・フローの状況 2024年3月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは1,869百万円の収入となった。主な収入科目は、税金等調整前四半期純利益の計上4,629百万円、減価償却費165百万円、仕入債務の増加3,275百万円などで、主な支出科目は、売上債権の増加2,221百万円、棚卸資産の増加2,741百万円などとなっている。 投資活動によるキャッシュ・フローは、206百万円の支出となったが、主に有形固定資産の取得による支出165百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは1,395百万円の収入だったが、主な収入は新株予約権の行使による株式の発行による収入3,279百万円などで、主な支出は長短借入金の減少(ネット)956百万円、配当金の支払額837百万円などとなっている。この結果、現金及び現金同等物は3,436百万円の増加となり、2024年3月期第2四半期末残高は14,357百万円となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《AS》
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萩原エレクトロニクスを中核とする持株会社。自動車向けシステムLSIなどの半導体、電子部品の販売等を行うデバイス事業が主力。IT機器、組込機器の販売等も。中期経営計画では27.3期売上高3000億円目標。 記:2024/10/07