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アイル Research Memo(2):顧客の経営力アップを支援するトータルシステムソリューション企業

2023/10/12 13:02 FISCO
*13:02JST アイル Research Memo(2):顧客の経営力アップを支援するトータルシステムソリューション企業 ■会社概要 1. 会社概要 アイル<3854>は、自社開発の各種システムによって主要顧客である中堅・中小企業の経営力アップを支援するトータルシステムソリューション企業である。基幹業務管理システム「アラジンオフィス」シリーズを主力に、ITの有効活用が必要な中堅・中小企業の経営力アップを支援するための各種システム・商材・サービスを提供している。さらに「リアル」と「Web」の融合でDXを支援する「CROSS-OVERシナジー」戦略をベースとして、DXによる効率化にとどまらず、「BX」という新しい概念による価値創造支援の実現を目指している。 2023年7月期末時点で、本社所在地は大阪市北区、事業拠点は大阪本社、東京本社(東京都港区)、名古屋支店(名古屋市中区)及び研究開発拠点のアイル松江ラボ(島根県松江市)となっている。また、個人・企業向け研修を行う教育機関として、ICC(アイルキャリアカレッジ)大阪校・東京校を運営している。グループは同社及び連結子会社の(株)ウェブベースで構成されているほか、2017年6月にシビラ(株)に出資(2021年6月に追加出資)して資本業務提携している。 2023年7月期末時点の資産合計は12,115百万円、純資産合計は7,740百万円、資本金は354百万円、自己資本比率は63.9%、発行済株式数は25,042,528株(自己株式10,019株含む)である。 2. 沿革 同社は、オフィスコンピュータ販売会社として1991年2月に設立され、ソフトウェアの自社開発・販売に展開した。その後、2003年1月にはDBD(デジタル・ビジネス・デザイン)事業を開始して独自戦略を確立し、同年11月にWeb事業へ本格参入した。2004年10月に自社オリジナル販売管理ソフト「アラジンオフィス」、2009年3月にクラウド型の複数ECサイト一元管理サービス「CROSS MALL」をリリースしたほか、2013年4月には実店舗とECの顧客・ポイント一元管理ソフト「CROSS POINT」をリリースした。また、2016年9月にはISO27001(ISMS)認証を取得、2020年12月にはクラウド基盤マルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」のパートナープログラム「Shopify Experts(ショッピファイエキスパート)」に認定された。2022年12月には業界初※のバックヤードプラットフォーム「BACKYARD(TM)」をリリースした。 ※同社調べ。 株式関係では、2007年6月に大阪証券取引所(以下、大証)ヘラクレス市場に新規上場し、その後の2010年10月の市場統合に伴い大証JASDAQ市場に上場、2013年7月の大証と東京証券取引所(以下、東証)の市場統合に伴いJASDAQグロースに上場、2018年6月に東証2部へ市場変更、2019年7月に東証1部へ指定替え、2022年4月の東証市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SI》
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時価総額 79,637百万円
基幹業務管理システム「アラジンオフィス」、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL」等を手掛ける。Web商材の製品力強化などに取り組む。中計では27.7期売上高235億円目標。 記:2024/10/25