マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 16:35:58
15,268,698
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

三機工業 Research Memo(2):建築設備事業、プラント設備事業の総合エンジニアリング会社

2022/6/29 16:02 FISCO
*16:02JST 三機工業 Research Memo(2):建築設備事業、プラント設備事業の総合エンジニアリング会社 ■会社概要 1. 会社概要 三機工業<1961>は1925年に旧三井物産(株)の機械部を母体として設立された設備会社である。最初の大型工事である東洋レーヨン(株)(現 東レ<3402>)の滋賀工場と青森製氷(株)の冷蔵倉庫から始まり、当初は暖房、衛生、鉄骨工事や建材などを扱っていた。その後、電気工事にも進出し、建築設備の企画・設計・施工まで一貫した業務を主として事業展開している。 戦後は建設需要の高まりにより業績を伸ばし、1958年には資本金が10億円を超えた。その後は1964年東京オリンピック関連のプロジェクトにも参画、日本経済の成長とともに同社も業績を伸ばした。事業分野も空調、衛生、電気などの建築設備事業から、搬送機器、搬送システム、水処理、廃棄物処理等へ拡大し、現在では国内トップクラスの総合建築設備会社となっている。株式については1950年に(株)東京証券取引所(以下、「東証」)に上場し、現在は東証プライム市場に上場している。 2. 沿革 同社は、2016年3月期に創立90周年を迎え、2025年の創立100周年に向けた長期ビジョン“Century 2025”を発表した。第1ステップであるPhase1は2019年3月期に完了し、期初の目標は達成した。さらに2020年4月からは石田博一(いしだひろかず)氏が新たに社長に就任して、同計画Phase2を遂行してきたが、2022年3月期でおおむね目標は達成した。さらに進行中の2023年3月期より“Century 2025”の最後の段階であるPhase3に入った。2025年に100周年を迎える同社の今後の動向が注目される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《EY》
関連銘柄 2件
1961 東証プライム
2,955
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 161,523百万円
三井グループの設備工事会社。1925年創立。空気調和設備、防災設備、電気設備等の構築を行う。虎ノ門ヒルズなどで実績。機械システム事業、環境システム事業等も。政策保有株式の縮減進める。コア事業の強化図る。 記:2024/10/06
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18