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エレマテック Research Memo(6):2023年3月期はマーケット別の3分野すべてで増収予想

2022/6/17 15:16 FISCO
*15:16JST エレマテック Research Memo(6):2023年3月期はマーケット別の3分野すべてで増収予想 ■エレマテック<2715>の今後の見通し 1. 2023年3月期の業績見通し (1) 損益見通し 2023年3月期は、売上高225,500百万円(前期比12.4%増)、営業利益8,950百万円(同7.2%増)、経常利益8,650百万円(同9.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,050百万円(同12.6%増)と予想されている。 世界的にコロナ禍からの回復が見込まれることから、全セグメント(地域)で増収の予想。マーケット別でも、すべての領域で増収予想となっている。また為替レートの前提が1ドル115円であることを考慮すれば、この予想が上方修正される可能性もあるだろう。一方で、依然として半導体不足や原油高が続いていることから、客先での生産が滞るリスクも残っている。同社では、「四半期決算を発表する時点で逐次修正していく」としており、今後の動向は注視したい。 (2) マーケット別売上高予想 マーケット別では、Digital Electronicsは94,631百万円(前期比8,669百万円増、同10.1%増)が予想されている。液晶、液晶・タッチパネル・バックライトは顧客のゲーム機用フィルム等の生産が好調であり4,434百万円の増収を見込む。Toy・ホビーもPS5向けの出荷が期待できることから1,626百万円の増収予想、電気・電子部品、半導体は客先での生産回復により3,578百万円増を見込んでいる。 Automotiveは自動車生産の増加に加えて、新規案件の獲得(主にEV車関連)により35,718百万円(同7,615百万円増、同27.1%増)の予想となっている。 Broad Marketは95,150百万円(同8,569百万円増、同9.9%増)が見込まれている。向け先別では、アフターマーケットでは引き続きドライブレコーダーが新機種の投入もあり好調であることなどから8,037百万円増を見込んでいる。エアコン向けを中心とした白物家電が1,189百万円増、各種産業機器向けが好調なモーターも1,152百万円増が予想されている。 2. プライム市場へ移行 同社は、東京証券取引所が求めるプライム市場の上場維持基準をすべて達成した(適合した)ため、同社株式は2022年4月以降「プライム市場」で取引されている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《ST》
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豊田通商傘下のエレクトロニクス商社。自動車領域に力注ぐ。24.3期上期は自動車関連の販売が堅調。だがディスプレイ関連部材などの低迷を補えず。中計では経常益の平均成長率10%以上目標。配当性向は50%目安。 記:2023/12/13