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日本リビング保証 Research Memo(5):保証会社から「おうち情報のトランスポーター」へ進化
2022/3/17 15:05
FISCO
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*15:05JST 日本リビング保証 Research Memo(5):保証会社から「おうち情報のトランスポーター」へ進化 ■企業の将来像と成長戦略 1. 将来の企業像 日本リビング保証<
7320
>では創業以来、『よいモノを永く使う文化をこの国に根付かせたい』という基本価値観を全社員が共有化している。その上で、企業理念「100年の価値を、すべての住まいに。」が制定され、「適切にメンテナンスされた住宅が、適正な資産価値評価を受けられる社会を実現し、サステナブルな仕組みづくり」に全社一丸となって取り組んでいる。また、今後はデジタル社会到来に先駆けて、「住宅×金融×Techでおうち情報のトランスポーター」へ進化させようとしている。 2. ビジネスの再定義による新成長戦略へギアシフト 同社では会社の存在意義(何のための会社か)を問い、「ビジネスの再定義」を行った。そして、「おうち情報」のプラットフォームを形成し、「便利」や「安心感」の顧客体験の浸透を図っている。これまで取り扱ってきた「おうち情報」(新築時の図面や設備、部位ごとの保証の有無、メンテナンスや点検のサイクル、資産価値等)を蓄積し、自在に出し入れすることで、住宅オーナーから住設機器の点検・修理・交換の要請があれば、いつでも住設メーカーを特定、瞬時に保証情報を提供できるようにしている。 また、DX企画力やデジタル化に強い会社になることが喫緊の課題である。当面はデジタル人材率を現状の20〜30%から50%への引き上げを目指している。そのためには、IT専門人材(SE、プログラマー、データサイエンティスト、部門とITを繋ぐプロデューサー人材等)の採用とIT教育を推進している。同時に、IT企業とのアライアンスやM&Aも選択肢として進めている。 3. 協業と提携戦略の推進 「おうち情報のトランスポーター」へ進化するためには、自社のリソースや技術だけでは到底取り組めるものではない。外部のリソースや技術と連携・融合してアジャイル型で新しい価値を創出していく必要がある。 「おうち情報のトランスポーター」の一環で、同社では「動画の記録・分析・活用を通じたリアルサービス領域のDXサービスソリューション」の開発と実証実験を行っている。2022年2月に、カメラサブスクリプションサービスのカメラブ(株)と資本業務提携を締結した。他にも、AI業務自動化ソリューションサービスのネットスマイル(株)や映像検索・分析技術のRUN.EDGE(株)ともそれぞれ資本業務提携を締結、DXサービスソリューションの共同開発を進めている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) 《YM》
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Solvvy
3,670
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時価総額 18,783百万円
住宅設備の長期保証「住設あんしんサポート」やアフター業務支援サービス等のHomeworthTech事業が柱。住宅領域以外の長期保証サービスの提供等も。メディアシークと株式交換による経営統合で基本合意。 記:2024/07/04
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