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PBシステムズ---第1四半期は会社計画を上回る順調な出だし、受注残は過去最高水準

2022/2/15 8:22 FISCO
*08:22JST PBシステムズ---第1四半期は会社計画を上回る順調な出だし、受注残は過去最高水準 PBシステムズ<4447>は14日の大引け後、2022年9月期第1四半期決算を発表した。売上高は434百万円、営業利益は19百万円、経常利益は19百万円、四半期純利益は13百万円で着地(※2022年9月期の期首より新基準(「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日))を適用しているため前年同期比較はなし)。前年同期実績と単純比較はできないものの、第1四半期の会社計画を上回る順調な出だしとなっている。 同社の属する情報通信業界は、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けたIT投資や、旧式システム刷新(2025年の崖対策)の活発さが継続。また、ビジネスのレジリエンスのために既存のIT基盤を見直す動きも広がっている。加えて、メタバースへの注目が集まっていることは、従前から3D仮想空間を構築してきた同社にとって、追い風となっている。 第1四半期業績をセグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業は、SaaS事業者や地方公共団体の旺盛なクラウド需要への対応、企業へのレジリエンスソリューション販売、パートナー協業を起点とした、DXを希求する企業への基幹システムクラウド化などの営業活動を推進した結果、売上高は432百万円、セグメント利益は26百万円で着地。エモーショナルシステム事業においては、コロナ収束後を見据えた各種イベントの引き合いや防災・安全教育等の案件に対する営業に注力。第1四半期時点では、既存施設の4DOHメンテナンスなどの小型案件の積上げとなった結果、売上高は1百万円、セグメント損失は7百万円となっている(※セグメント数値は説明資料ベース)。 なお、受注残高については1,093百万円と過去最高水準を達成。主力のセキュアクラウドシステム事業の好調さが窺える。また、一見苦戦しているように見えるエモーショナルシステム事業についても、全国的な施設を持つ新規顧客から4DOHのイベント運営案件を既に受注しており、コロナ禍後を見据えた取り組みが着実に実りはじめている。 今後、シンプロビジョン社との業務提携を通じた関東圏・関西圏における受注活動加速はもちろんのこと、デイ・ソフトウェア社とのPedyを利用した企業向けメタバース向け流通システムの共同実証実験を皮切りにメタバース領域での取り組みもさらに活発化させていく方針だ。 なお、2022年9月期通期の業績予想は、売上高が2,500百万円、営業利益は266百万円、経常利益は252百万円、当期純利益は176百万円で据え置いている。 《FA》
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独立系SI。仮想化技術を活用したクラウド基盤構築力に強み。独自VR装置の開発も。首都圏や九州でクラウド基盤構築案件が順調に進む。VRも堅調。事業拡大に向けた費用増や人件費増こなす。初配実施へ。 記:2024/08/14