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シンバイオ製薬---抗ウイルス薬ブリンシドフォビル(brincidofovir)の新特許取得

2021/5/26 17:08 FISCO
*17:08JST シンバイオ製薬---抗ウイルス薬ブリンシドフォビル(brincidofovir)の新特許取得 シンバイオ製薬<4582>は25日、抗ウイルス薬ブリンシドフォビル(brincidofovir:BCV)の新特許取得を発表。 同製剤は同社が、2019年9月30日にChimerix(キメリックス)から天然痘の予防・治療を除くすべての適応症を対象とした全世界での独占的開発・製造・販売権を取得。今回、キメリックスが日本での特許を取得した通知を受領した。 BCVはシドフォビル(CDV:欧米では既承認・販売の抗ウイルス薬)の脂質結合体として新しい作用機序を持ち、CDVと比べて高活性の抗ウイルス効果の他、優れた安全性を併せ持つことから、広範囲のDNAウイルス感染症に対して有効な治療方法となり得るものと期待されている。 BCV分子の画期性は、CDVに特定の長さの脂肪鎖を結合することにより細胞内への取り込み効率を飛躍的に向上させ、細胞内で直接作用する分子に変換され高い抗ウイルス効果を発揮する。更には、CDVの副作用である腎毒性を回避できるため使い易く、新規の高活性の抗マルチウイルス薬。 同社は、BCVの独占的グローバルライセンスを取得することにより、事業のグローバル化を推し進めると同時に高品質の医薬品供給のための一貫体制を確立し、スペシャルティファーマとして成長することを目指す。また、グローバル事業の展開については対象疾患の地域特性を生かしたパートナーシップも視野に入れて検討中で、日本だけでなく臓器移植の市場規模が大きい欧米市場及び中国市場を含めたアジア地域を睨み、事業価値の最大化を図る。 《ST》
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がん・血液領域やウイルス感染症領域の希少疾患薬を開発。他社から開発候補品を導入して製品化を狙う。24.12期は薬価改定の影響と抗がん剤の後発薬浸透を想定。アデノウイルス感染症向け注射剤候補は開発本格化へ。 記:2024/03/12