マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,775.38
+22.07
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 3:48:02
9,941,161
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新日本製薬 Research Memo(3):ライフスタイルのなかで欠かせない美容と健康に。化粧品とヘルスケア商品を扱う

2020/9/18 15:43 FISCO
*15:43JST 新日本製薬 Research Memo(3):ライフスタイルのなかで欠かせない美容と健康に。化粧品とヘルスケア商品を扱う ■事業概要 ライフスタイルのなかで欠かせない美容と健康に直結する化粧品や健康食品、医薬品を取り扱っている。売上の9割超を占める化粧品では、パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズが新日本製薬<4931>の主力商品であり、オールインワンスキンケア市場で4年連続国内売上No.1の実績を持つ。市場調査やコールセンター、店舗との連携により、これまで培ったデータベースマーケティングに基づいたうえで、最新の技術情報や成分情報を収集し、効果性や機能性の高い商品を開発している。顧客データは、ミドル世代(40歳)以上の女性を中心にこれまでに440万件のデータを蓄積しており、年間約40万件のペースで増加している。 パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズの主な商品は、次のとおり。7種のコラーゲンを組み合わせた複合型コラーゲンEXをはじめとする、50種の保湿成分を配合した「モイスチャージェル」、メラニンの生成を抑制する美白有効成分のほか、55種の保湿成分を加えた「薬用ホワイトニングジェル」、プラチナコラーゲンEXなど60種の保湿成分により高い保湿力を持つ「スーパーモイスチャージェル」がある。更に、「リフティングジェル」は、同社が独自に開発したオリジナル成分であるプロテクトコラーゲンを配合し、同シリーズのなかで最高濃度のコラーゲンを配合している。そのほか、コラーゲンを配合し、洗顔やメイク落とし、毛穴ケアなどの5つの機能を持つ「クレンジングソープ」、光の力でシワをカバーし、40種の保湿成分でメイク中も潤いを保つオールインワンファンデーション「CCクリーム」といった商品も展開している。 健康食品については機能性表示食品や栄養補助食品などを手掛けている。健康食品の主な商品は、次のとおり。「青汁サラダプラス」は、藍、金時草や長命草などの国産素材20種を配合した青汁である。「ロコアタックEX」はサケ軟骨由来プロテオグリカン・非変性II型コラーゲンを含んだ機能性表示食品で、日常の膝の動きの改善をサポートするサプリメントである。同じく機能性表示食品の「キオクリーフ」は、加齢による物忘れなど、中高年の記憶力を維持するイチョウ葉由来フラボノイド配糖体とイチョウ葉由来テルペンラクトンを配合したサプリメントである。 医薬品においては、効果的な処方を目指して和漢植物や素材の組み合わせを研究し、肌あれ、冷え、関節痛や腰痛、更年期といった、様々な疾病や症状を改善へと導く商品を取り扱う。主な商品は、体の内側から肌の状態を整えて、イボや肌あれを改善する生薬「ヨクイニンエキス錠SH」のほか、しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着を緩和する効果がある「システィーホワイトプラス+」である。 販売チャネルは通信販売を主軸に、直営店舗販売・卸売販売、海外販売を持つ。直営店舗販売・卸売販売、海外販売が新型コロナウイルス感染症の影響を一部受けているが、売上の9割超を占めている通信販売が、外出自粛による新たな生活様式を背景に堅調な業績をけん引している。直営店舗は、カウンセリング等顧客とのコミュニケーションを重視した販売を行っており全国の百貨店やショッピングセンターに12店舗を展開。卸売販売では、バラエティショップやGMS※を中心に620以上の店舗でパーフェクトワンを展開している。 ※General Merchandise Store (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬 智一) 《EY》
関連銘柄 1件
4931 東証プライム
1,643
4/19 15:00
-35(%)
時価総額 35,908百万円
化粧品や健康食品を開発・販売。製造は外部に委託。通販を軸に直営店販売や卸売も。24.9期1Qは健康食品の好調続く。化粧品は新製品が牽引。現法設立の米国は2Qからテスト展開開始へ。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/04/12