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イチネンホールディングス---1Qは2ケタ増収・増益、主力の自動車リース関連事業が好調に推移

2020/8/4 15:57 FISCO
*15:57JST イチネンホールディングス---1Qは2ケタ増収・増益、主力の自動車リース関連事業が好調に推移 イチネンホールディングス<9619>は3日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.4%増の270.32億円、営業利益が同6.0%増の15.41億円、経常利益が同4.4%増の15.67億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.9%増の9.46億円となった。 自動車リース関連事業の売上高は前年同期比6.7%増の128.27億円、セグメント利益は同34.5%増の13.24億円となった。リースは、2020年6月末現在リース契約台数は85,351台(対前期末比777台増)となり、リース契約高は103.98億円(対前年同期比11.4%増)、リース未経過契約残高は782.77億円(同3.0%増)となった。自動車メンテナンス受託は、メンテナンス受託契約台数は87,816台(対前期末比1,681台増)となり、メンテナンス受託契約高は15.68億円(対前年同期比5.0%減)、メンテナンス未経過契約残高は86.91億円(同0.7%増)となった。燃料販売は、主に自動車用燃料給油カードにおいて、低燃費車の普及により需要が減少傾向にあるが、既存顧客へのサービス向上並びに新規顧客の獲得に注力した。 ケミカル事業の売上高は前年同期比0.1%増の26.43億円、セグメント利益は同11.4%増の2.96億円となった。損益面では、新型コロナウイルス感染症の影響により、工業薬品関連の燃料添加剤及び石炭添加剤の販売は減少したが、化学品関連の自動車整備工場向けケミカル製品の販売は堅調に推移した。また、個人向けケミカル製品の販売は順調に推移した。 パーキング事業の売上高は前年同期比21.8%減の11.14億円、セグメント損失は0.87億円(前年同期は2.08億円の利益)となった。2020年6月末現在駐車場管理件数は1,419件(対前期末比10件増)、管理台数は32,786台(同432台増)となった。 機械工具販売事業の売上高は前年同期比70.7%増の82.03億円、セグメント利益は1.86億円(前年同期は0.45億円の利益)となった。損益面では、新型コロナウイルス感染症の影響により、自動車整備工具、建設機械部品等の販売が減少したが、空調工具及び計測工具の販売は順調に推移した。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となったアクセスが販売増加に寄与した。 合成樹脂事業の売上高は前年同期比68.6%増の23.46億円、セグメント損失は1.21億円(前年同期は0.44億円の利益)となった。前連結会計年度に新たに連結子会社となった浅間製作所が売上の増加に寄与した。 その他の売上高は前年同期比42.9%増の0.96億円、セグメント損失は0.60億円(前年同期は0.97億円の損失)となった。農業は、新しい販路の開拓及び6次産業化に向けた検討等、収益化に向けた取り組みを行った。損益面では、農業の規模拡大に伴って販売が増加した。 2021年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比11.4%増の1,100.00億円、営業利益が同27.3%減の50.00億円、経常利益が同28.9%減の49.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.1%減の29.60億円とする期初計画を据え置いている。 《EY》
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自動車リース、メンテナンス、燃料販売などを展開。パーキング、機械工具販売、合成樹脂事業等も。自動車整備工場向けケミカル製品などは販売順調。負ののれん発生益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/02/23