マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 16:01:54
15,294,553
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

明豊ファシリ Research Memo(6):自己資本比率は70%台に乗せ、無借金経営で財務の健全性は高い

2020/7/13 15:06 FISCO
*15:06JST 明豊ファシリ Research Memo(6):自己資本比率は70%台に乗せ、無借金経営で財務の健全性は高い ■明豊ファシリティワークス<1717>の業績動向 3. 財務状況と経営指標 2020年3月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比195百万円減少の5,519百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では受取手形・完成工事未収入金が合わせて357百万円増加した一方で、現金及び預金が542百万円減少した。また、固定資産については投資有価証券が100百万円増加している。 負債合計は前期末比668百万円減少の1,392百万円となった。アットリスクCM案件の減少により工事未払金が591百万円減少したほか、未払金、未払法人税等が63百万円、43百万円それぞれ減少した。また、純資産合計は同472百万円増加の4,127百万円となった。配当金の支払額で252百万円があったものの、当期純利益639百万円を計上したほか、資本剰余金が47百万円増加し、株式報酬制度により自己株式が22百万円減少(増加要因)した。 経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期末の62.9%から73.5%と上昇している。アットリスクCM案件の減少に伴い、全体的に資産がスリム化していることが主因となっている。財務内容そのものは無借金経営であり、健全な状態にあると判断される。また、収益性についてはROAで16.1%、ROEで16.7%と2ケタ台の高水準を維持しており、生産性については年々向上している。従業員1人当たりの月平均残業時間は2013年3月期の46.2時間から2020年3月期は13.5時間まで減少し、一方で、直接労働時間当たり売上粗利益指数は2013年3月期対比で1.62倍まで上昇しており、生産性向上が収益拡大の一因となっていることがわかる。弊社では、今後もITの活用によって業務効率を改善し、生産性向上を続けていくことは可能と見ている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《YM》
関連銘柄 1件
1717 東証スタンダード
879
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 11,230百万円
オフィスビル、公共庁舎など各種施設に関わるコンストラクション・マネジメント(CM)手法を用いた発注者支援事業を手掛ける。発注者側に立った適正な費用査定が強み。CMサービスの価値向上などに取り組む。 記:2024/10/13