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GセブンHD Research Memo(5):失速した事業業績を「業務スーパー」「お肉のてらばやし」がカバー(2)

2020/6/1 15:05 FISCO
*15:05JST GセブンHD Research Memo(5):失速した事業業績を「業務スーパー」「お肉のてらばやし」がカバー(2) ■業績動向 (3) その他事業 G-7ホールディングス<7508>のその他事業の売上高は前期比9.4%増の4,954百万円と2期ぶりに増収に転じ、営業利益は同271.9%増の152百万円と増益が続いた。このうち、農産物直売所「めぐみの郷」を運営するG7アグリジャパンは減収増益となった。売上高については前期に自然災害などにより高騰していた野菜価格が平年並みに落ち着いたことから若干の減収となったものの、不採算店舗の収益改善が進んだことで増益となった。「めぐみの郷」の新規出店は「業務スーパー」との同時出店戦略を中心に、関西圏で4店舗、首都圏で6店舗、中部圏で2店舗の合計12店舗となり、期末店舗数は前期末比12店舗増の31店舗となった。従来は、関西圏に限定しての店舗展開であったが、2020年3月期より仕入れネットワークが広がり、首都圏や中部圏でも新規出店を開始したのが特徴となっている。 G7リテールジャパンについては、「カーブス」の店舗数が前期末比1店舗増の20店舗になったほか、「G-7モール」などの不動産賃貸事業が堅調に推移した。赤字が続いていたリユース事業については「良品買館」「リユース王国」各1店舗を閉店し収益改善を進めたほか、新業態として貴金属やブランド品などのリサイクルショップ「キングラム」を新たに兵庫県に1店舗出店した。 また、レストラン事業では、2019年3月期から開始したステーキチェーン店「いきなり!ステーキ」を大阪府に2店舗、台湾に1店舗出店し、9店舗とした。店舗ごとに集客力にばらつきがあるようで、今後の店舗展開については未定となっている。一方、スイーツ事業についてはチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」3店舗をすべて閉店し、期末時点では「RINGO」と「クロッカンシューザクザク」各1店舗と、たい焼き専門店「やまや本舗」3店舗となっている。 コインランドリーサービス事業の「マンマチャオ」は、店舗数が5店舗と横ばいで推移した。このうち、3店舗が黒字店舗となり、赤字店舗は2店舗だけとなった。衣服類だけでなく布団や絨毯など自宅では洗濯しづらいものも洗濯・乾燥できることが好評を得ている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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食料品店「業務スーパー」やカー用品店「オートバックス」の有力FC。精肉事業やミニスーパー事業「リコス」等も展開。車関連事業では円安効果で海外向け中古車販売が伸びる。26.3期売上高2500億円目標。 記:2024/06/04