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日本カーバイド工業---20年3月期は売上高466.99億円、営業利益25.57億円

2020/5/21 10:23 FISCO
*10:23JST 日本カーバイド工業---20年3月期は売上高466.99億円、営業利益25.57億円 日本カーバイド工業<4064>は20日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.0%減の466.99億円、営業利益が同3.5%減の25.57億円、経常利益が同9.7%減の28.17億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.3%減の17.41億円となった。 電子・機能製品の売上高は前期比3.1%減の184.34億円、セグメント利益は同3.3%増の16.46億円となった。機能化学品は農薬向けが低調であったものの、医薬関連は堅調に推移し、前期比減収増益となった。機能樹脂は、光学関連分野向け粘・接着剤の需要が低調となり、前期比減収減益となった。電子素材は半導体用金型クリーニング材が市況の悪化により海外での販売が伸びず、また、セラミック基板は車載向けが振るわず、ともに前期比減収減益となった。 フィルム・シート製品の売上高は前期比4.6%減の156.14億円、セグメント利益は同51.4%減の6.89億円となった。マーキングフィルムは、国内及び海外ともに低調に推移し、前期比減収減益となった。ステッカーは、インドネシアやブラジルでの販売は好調に推移したが、ベトナムなどでの販売が低迷し、前期比減収減益となった。再帰反射シートは、欧州や中国向けの販売が総じて振るわず、前期比減収減益となった。 建材関連の売上高は前期比5.2%減の92.59億円、セグメント利益は同137.2%増の4.91億円となった。住宅着工戸数の減少などにより、主力の手摺、笠木等の販売が低迷し、前期比減収となった。一方、アルミ地金価格の低下による原価低減などもあり、前期比増益となった。 エンジニアリングの売上高は前期比1.8%増の48.94億円、セグメント利益は同75.3%増の1.28億円となった。国内向け工事案件の完工が増加したことなどにより、前期比増収増益となった。 2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.0%減の425.00億円、営業利益が同53.1%減の12.00億円、経常利益が同55.6%減の12.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同65.6%減の6.00億円を見込んでいる。上期は新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動が大幅に制限を受けるものの、下期以降徐々に回復が進んでいくことを想定しているが、その終息時期により変動する可能性があるとしている。 《SF》
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粘・接着剤製品やメラミン樹脂、セラミック基板、反射シートが柱。住宅用アルミ建材も。24.3期上期は値上げ進展で建材の採算改善。だが半導体・電子部品向け製品が低調。グラフィック向け再帰反射シートも振るわず。 記:2024/01/15