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ハイアス Research Memo(5):借入金増・自己資本比率低下などあるも、積極的戦略投資によるもので一時的

2020/1/28 15:05 FISCO
*15:05JST ハイアス Research Memo(5):借入金増・自己資本比率低下などあるも、積極的戦略投資によるもので一時的 ■ハイアス・アンド・カンパニー<6192>の業績動向 3. 財務状況と経営指標 2020年4月期第2四半期末の総資産は前期末比226百万円増加し、4,103百万円となった。内訳を見ると、流動資産が前期末に比べ213百万円増加した。これは、受取手形及び売掛金が107百万円、販売用不動産が187百万円増加したことによる。 負債は2,722百万円となり、前期末に比べ206百万円増加した。主な要因は、短期借入金が157百万円、未払法人税等が56百万円減少した一方、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が422百万円増加したことによる。また、純資産は、非支配株主持分が18百万円増加したことなどから前期末比20百万円増加し1,380百万円となった。 キャッシュ・フローの状況について見ると、2020年4月期第2四半期末の現金及び現金同等物は1,109百万円となり、前期末に比べ75百万円減少した。営業活動によるキャッシュ・フローは185百万円の支出となった。これは、建築施工事業の拡大によりたな卸資産の増加額198百万円があったこと等によるものである。投資活動によるキャッシュ・フローは115百万円の支出となった。これは、モデルハウス展開などに伴う有形固定資産・無形固定資産の取得による支出100百万円があったこと等によるものである。また、財務活動によるキャッシュ・フローは225百万円の収入となった。これは、主に短期借入金の純減少額157百万円、長期借入金の返済による支出77百万円、配当金の支払額38百万円があった一方、長期借入による収入500百万円等があったことによるものである。 経営指標を見ると、安全性を表す指標は、長期借入金の増加等により自己資本比率、有利子負債比率が前期末からやや悪化している。また、収益性を表す指標については、ROE(自己資本当期純利益率)、ROA(総資産経常利益率)、売上高営業利益率のいずれも前年同期比でやや悪化している。これらの財務状況の変化については、後述の中期経営計画の目標達成のために、M&Aや開発投資などの積極的な事業成長戦略を進めるうえで資金調達・先行投資を行った結果、及び2020年4月期第2四半期の台風被害等による一時的な収益悪化のためと見る。したがって、今後期待される投資回収効果によって、1~2年程度のスパンで回復していくものと弊社では考えている。また、財務状況については現時点では特に問題はないと考える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹) 《YM》
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住関連に特化した経営コンサルを展開。地域の工務店や不動産会社を中心とする会員基盤に強み。建築施工も。23.9期通期は大幅最終増益。くふう住まいによる完全子会社化で、24年1月30日付けで上場廃止予定。 記:2023/12/26