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デリカフHD Research Memo(6):FSセンターの拠点開設が続き、有利子負債比率、固定比率の上昇が続く

2019/12/12 15:36 FISCO
*15:36JST デリカフHD Research Memo(6):FSセンターの拠点開設が続き、有利子負債比率、固定比率の上昇が続く ■デリカフーズホールディングス<3392>の業績動向 3. 財務状況と経営指標 2020年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,502百万円増加の21,309百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では現預金が716百万円増加した一方で売掛金が415百万円減少した。固定資産は2020年3月末に竣工予定の九州FSセンターにかかる建設仮勘定などを中心に有形固定資産が1,158百万円増加した。なお、九州FSセンターの投資額は約23億円となっている。 負債合計は前期末比1,378百万円増加の13,337百万円となった。設備投資資金を目的に有利子負債が1,335百万円増加したことによる。また、純資産合計は同124百万円増加の7,972百万円となった。配当金の支払額117百万円があったものの親会社株主に帰属する四半期純利益233百万円の計上により利益剰余金が増加した。 経営指標を見ると、自己資本比率は前期末比2.2ポイント低下の37.4%、有利子負債比率は同15.3ポイント上昇の109.2%となった。設備投資資金を有利子負債で調達したことが主因となっている。また、ここ数年は事業拡大のため物流センターやFSセンターの拠点を積極的に拡充してきた結果、固定比率も158.4%と過去最高水準までなってきている。今後も需要動向を見ながら必要であれば新規拠点の開設、またはM&Aによりグループ基盤を拡充していくことを考えている。このため、しばらくは有利子負債比率や固定比率は高水準が続く可能性があるが、水準的には特に問題のない範囲と言え、業績の拡大により指標もいずれ改善してくるものと予想される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25