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ティーライフ Research Memo(9):再生PC事業は「SDGs」達成に向けた取り組みに一役

2019/10/3 15:09 FISCO
*15:09JST ティーライフ Research Memo(9):再生PC事業は「SDGs」達成に向けた取り組みに一役 ■ティーライフ<3172>のESG経営/CSR活動 プロパティ事業において、新たに再生PC事業の運営を開始する。これは持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)達成へ向けた取り組みとしても注目される事業である。17の目標と169のターゲットから成るSDGsの1つには、「持続可能な生産消費形態を確保する」とあり、製品サービス分類において「再生資源を使用した商品、再生可能な商品、繰り返し使える商品、省エネ・省資源型の商品、容器包装を簡素化した商品、環境ラベル認定等製品等を重点的に販売している」とある。 また、マイクロソフト認定再生PC事業者であるカナダのComsale Computers Inc.と提携。マイクロソフト認定再生PCを取り扱う。再生製品であるが故にコンデションには個体差があるが、部品交換により業務使用できるパフォーマンスと信頼性がある。なお、古いPCの引き取りについては無料で対応する。HP(ヒューレット・パッカード<HPQ>)、DELL(デル・テクノロジーズ<DELL>)、Lenovo(レノボ)であれば同一機種300台程度まで一括で調達が可能など、取扱量が大きい。スマートフォンやタブレットの普及によりPCの需要は減ってきているとはいえ、法人向けにおいては依然としてデスクトップPCの普及量が多い。 市場環境においては「働き方改革」によるワークスタイルが変化しており、仮想デスクトップ活用に伴い、在宅ワークによるPC需要のほか、「教育ICT」向けた需要が高まる可能性がある。文部科学省は、2020年度から小学校でプログラミング教育を必修化するなど情報教育に力を入れている。ただし、文部科学省の調査では、全国の公立小中高校などに配備されている学習用コンピューターが2019年3月時点で児童生徒5.4人につき1台にとどまっているのが現状であり、1人1台の実現に向けた取り組みが加速することが見込まれる。そういった局面において、再生PCの需要が高まる状況が期待されるだろう。 様々な社会貢献活動に積極的に取り組む 同社では自然環境、地域社会に配慮した様々な社会貢献活動に取り組んでいる。主な活動内容として、「植林ボランティア」は、認定NPO法人緑の地球ネットワークが主催する「中国黄土高原ワーキングツアー」を通じて植林ボランティアへ参加している。また、「若竹刈り」は、竹酢液を原料とした「炭の露」化粧品シリーズを取り扱う会社として、また環境に配慮した会社として、竹公害防止のための若竹刈りに参加している。その他、「地域貢献活動」として「小さな親切運動」に参加している。地球温暖化防止国民運動としては、社内での節電、クール・ビズ、ウォーム・ビズ、事務用品のリサイクル品、エコロジー商品の利用など、社員一人ひとりが日常業務の中でできることを実践し、低炭素社会作りに協力している。 なお、同社のティーバッグは、トウモロコシから作られた生分解性フィルターを使用している。一般的なティーバッグは石油由来の素材が使われているが、同社のティーバッグのほとんどは環境に配慮したトウモロコシ由来の安心素材を使用している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一) 《YM》
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自社企画の健康茶や健食、化粧品などの通信販売を展開。卸売事業、プロパティ事業も手掛け、複数のセレクトショップ通販サイトを運営。ルイボスティーの販売を強化。広告宣伝費の先行投資もあり、中間期は利益足踏み。 記:2024/03/04