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個人投資家中原良太:V字回復見込みの高収益企業【FISCOソーシャルレポーター】

2019/6/19 16:00 FISCO
*16:00JST 個人投資家中原良太:V字回復見込みの高収益企業【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2019年6月17日18時に執筆 IQ上位2%の投資家、中原良太です。 僕のように「含み損は嫌だ!」と悩む、 チキンな投資家が好きそうな銘柄を探しました。 良い銘柄を見つけたので共有します: ↓ ◯セゾン情報システムズ<9640> システム開発会社。 5月14日に決算を発表。 19.3期は減収減益と、 苦しい業績で着地しました。 減収減益となった大きな理由は、 Fintechプラットフォーム事業の、 「大型システム開発案件の完了」が 前連結会計年度にあったのが一因です。 一方、 主力である「HULFT」「DataSpider」では、 月額サービス利用の割合が増加したことで、 着実に売上が拡大しているようです。 前期の業績が苦しかったぶん、 20.3期にはV字回復が期待できそう。 同社株の特筆すべき点は、 なんといっても収益性の高さです。 収益性の高さを示す、 「GPA」(総資産売上総利益率)という指標があります。 ※GPA:Gross Profit Asset 総資産に対する売上総利益(粗利益)の割合 この指標が同社は50%と高水準です。 総資産に対して半分、 粗利益があるということですね。 経済学者のRobert Novy-Marxの研究※では、 「GPAが高いと5年は株価が上がりやすい!」 ことが確認されています。 ※論文:The other side of value: The gross profitability premium そういう意味では、同社株は、 「目先5年、騰がると期待できる!」 有望株であると期待できるでしょう。 それと、 同社株は「情報・通信業だ!」という点も、 嬉しいところでございます。 筆者が過去20年分のデータを集計したところ、 「情報・通信業の株は夏の時期に下がりにくい!」 傾向を確認できました。 僕のようにチキンな投資家の方には、 うってつけの銘柄かと思います。 さいきんは小型株が下落していますが、 こう小型株が下がっていると、 「株を買っても平気かなぁ…?」 と不安になるものです。 こういう不安を抱えている方は、 同社のように収益性たっぷりな、 安定が期待できる株を狙うと良さげ。 ぜひ、ウォッチリストに入れておきましょう。 (ぼくも、もう入れてあります、笑) 割安な今が狙い時なのかなぁ。 しばらく様子を見ようと思います! IQ上位2%の投資家、中原良太でした。 ---- 執筆者名:中原良太 ブログ名:株式予報 《SF》
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9640 東証スタンダード
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セゾン系システムインテグレーター。旧社名はセゾン情報システムズ。ファイル・データ連携ツール「HULFT」が主力製品。流通ITサービス事業等も展開。HULFTのサポートサービス契約本数は6.3万本超。 記:2024/10/20