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個人投資家・有限亭玉介:個人が株高の波に乗るならばとにかく強い個別銘柄に集中すべき【FISCOソーシャルレポーター】

2024/11/23 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:個人が株高の波に乗るならばとにかく強い個別銘柄に集中すべき【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年11月18日11時に執筆 米FRBの利下げに加えて「トランプ・ラリー」で米国株が勢いに乗るかと思いきや、11月11~15日の週のNYダウは調整したように見えますな。このまま米国株は失速してしまうのか…はたまた調整を経て再び上に向かうのか。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 日本株の先行きが不安でも米国株が堅調なら安心。と、言いたいところですが、米国株の先行きも怪しいムードが漂ってきました。原因の1つとしては、講演中のパウエル議長から「米経済は利下げを急ぐようなシグナルを送っていない」という発言が飛び出した事で、投資家は嫌気したようです。 確かにトランプ大統領の動きが読めない以上、FRBも必要以上に利下げを匂わせるわけにはいきません。トランプ大統領の過去の発言から予想すれば、輸入品への関税や国内の減税などの政策を実行するはずです。もしそうなら、米国は今以上に酷いインフレとなる可能性があります。パウエル議長の立場を考えると、トランプ大統領の政策との舵取りに必死でしょうな。 ちなみにパウエル議長の任期は26年5月までのようで、「任期満了前の解任は法律で認められていない」と本人は強調しておりますよ。トランプ大統領は1期目の在任時にパウエル議長への不満を語った事もあり、両者の今後の関係にも注目です。 さて、基本的には選挙明けで強気スタンスでありながらも、先の見通しははっきりしない相場となっております。それでもトランプ・ラリーの2波、3波が起こる可能性はあると見て業績好調な個別銘柄を狙っていきたいところですな。 三菱系の機械専門商社である東京産業<8070>は、11月11日の上方修正が好感されました。25日線・75日線を上抜いて上昇トレンドを形成できるか監視中。PER・PBRも割安で、円安が業績に影響するか注視しております。 振動試験・計測装置を製造するIMV<7760>も直近で上方修正を発表しましたな。25年9月期の業績は、過去最高益を更新する見通しです。「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」では株主還元を強化していく方針を発表しております。今年7月に付けた880円を上回れば、トレンドが強気に転換するか。 企業向けクラウドセキュリティーサービス「HENNGEOne」を提供するHENNGE<4475>は、11月8日の決算後に底値圏から一気に動意しました。25年9月期の過去最高益となる業績予想に加えて、増配も発表しております。今後もマーケティングやM&Aなどに積極的に投資を行っていくようです。 フィリピンで国際通信事業などを展開するアイ・ピー・エス<4390>は、11月8日の決算発表が好感されて動意しました。じわじわと下値を切り上げると年初来高値を更新し、このまま上昇トレンドを形成できるか注視しております。 11月12日の決算後に動意した朝日工業社<1975>は、年間配当を60円から100円に増配するとの発表がサプライズとなりました。25年3月期も過去最高益を大幅に更新する見通しで、半導体工場のクリーンルームやデータセンター向けが今後も業績寄与するか監視中。 最後は総合家電大手のシャープ<6753>です。台湾の鴻海精密工業が改善計画の策定を要請してから1年以上が経過して、ようやく直近の決算では黒字転換した模様。まだまだ前途多難ではありますが、日本の家電メーカーとしてのブランドを守り続けてもらいたいですねぇ。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
1975 東証プライム
1,873
11/22 15:30
+87(%)
時価総額 50,946百万円
空調設備工事、衛生設備工事等を行う設備工事事業が主力。1925年創業。札幌ドームなどで実績。半導体・FPD・電子分野向け環境装置の製造・販売等も。交通・通信環境施設、流通環境施設は次期繰越高が伸長。 記:2024/06/24
4390 東証プライム
2,673
11/22 15:30
+37(%)
時価総額 34,508百万円
フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線の提供を行う。日本国内における通信サービスの提供、メディカル&ヘルスケア事業等も。マニラ首都圏での法人向けインターネット接続サービスの課金件数は大幅に増加。 記:2024/06/25
4475 東証グロース
1,462
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 47,516百万円
クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」が主力。標的型攻撃メール訓練サービスやメール配信サービスも。HENNGE Oneは新規獲得順調。契約企業数は2700社超。契約ユーザー数は246万人超。 記:2024/06/25
6753 東証プライム
1,003
11/22 15:30
+5.8(%)
時価総額 652,358百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7760 東証スタンダード
935
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 15,855百万円
振動試験装置メーカー最大手。地震監視装置や絶縁劣化評価試験器、信頼性評価試験の受託サービス等も。トヨタ、JAXAなどが主要取引先。振動シミュレーションシステムは電気自動車向け大型案件などが売上貢献。 記:2024/06/17
8070 東証プライム
720
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 20,648百万円
機械専門商社。火力や水力の発電設備、プラント設備の据付、メンテナンスに加え、産業機械等の販売も。環境エネルギー向けに強み。27.3期営業利益25億円目標。電力事業ではバイオマスなど新領域展開に注力。 記:2024/10/22