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株ブロガー・さなさえ:「跳ねた卯から天井の辰巳」へと持ち越したくなる株とは?【FISCOソーシャルレポーター】

2023/12/16 17:00 FISCO
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:「跳ねた卯から天井の辰巳」へと持ち越したくなる株とは?【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年12月12日15時に執筆 皆様、おはこんばんちわ。もう、あっという間に師走ですね。振り返ると今年も素敵な殿方達との出会いはあったものの、独身アラフォーともなると意気地というものがなくなるようです。「来年こそは…」と、竹内まりあの名曲『人生の扉』を聴きながら自らを慰める今日この頃…また年末年始はひとりで「ゆく年くる年」を経て「朝まで生サダ」コースとなりそうな、さなさえです。 さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや47回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。 <卯年は跳ねて、辰巳の天井へ期待> 十二支と相場の相関関係とは昔から言われているもので、「子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる、辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる」というアノマリーがあります。 ここ最近で言えば2020年の子年は、コロナウイルスという疫病が繁栄したように見えましたが、その後切り返して株高へ…2021年の丑年は、日経平均株価は3万円台到達するもしっかりつまづき…2022年の寅年は、ロシアによるウクライナ侵攻世界が激震…そして卯年である2023年はまさに株価が跳ねて、33年ぶりの33000円台に突入するなど…結構このアノマリーも当たっているようです。 バブル絶頂期の1987~89年(卯辰巳)も、日経平均株価は過去最高値(38,915円87銭※1989年12月29日)をつけましたし、その前の1975~77年は、前年74年に「高度経済成長の終焉」としてつけた安値3355円から復調へと動く3年間となり、その後は社会学者エズラ・ヴォーゲルの1979年の著書「ジャパン・アズ・ナンバーワン」に評される日本の黄金期を迎える事になります。(1989年には企業の時価総額ランキングトップ10にはNTTや住友銀行、トヨタ自動車など7社が席巻!) そうともなれば、ここから辰巳の天井相場に向けて期待を持ちつつ、狙いたい銘柄を絞り込んでいきたいところ!2023年の当コラムでは生成AIや半導体、低PBR関連や金融株を中心に特集を組んできましたが、目先の照準もそれに従ってよさそうです。以下、ここ最近のわたしが見ている銘柄となります。 <割安&業績期待の高い株に注目> 例えば直近でグロース株市場が復調してきた時に早速物色されてきたのは、AI関連株ですね。Microsoftのクラウドサービス「Microsoft Azure」に対応したソリューションを展開するFIXER<5129>、そして同じく子会社が「Azure OpenAI Service」に連携したAIチャットボット等を手掛けるPKSHA Technology<3993>、12月8日の好決算から見直される動きになっているHEROZ<4382>は、継続したグロース株買いの流れがあれば、生成AI関連として注目していきたいと思っています。 割安&業績期待株からは…建設用油圧クレーンの加藤製作所<6390>、化学用精密ポンプの日機装<6376>、三菱重工系の機械商社である西華産業<8061>、農薬関連の南海化学<4040>、北興化学工業<4992>などはまだまだ割安さもあって、チャートから見てももうちょっと上にいけるかな…と個人的には楽しみに見ています。 それ以外で見ている個別株…と言えば、エネルギー関連の老舗である明電舎<6508>は上昇トレンド継続です。金融・流通系ソフト開発を手掛けている事から、金融緩和見直しでも思惑ありのTDCソフト<4687>、同じく金融・不動産などの資産運用で知られたFPG<7148>は、既に割安感はないものの、好調な業績から上昇トレンドが継続しているようです。このままいけるか…と注目してます。 今回は以上です。 ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade. ---- 執筆者名:さなさえ ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 《TY》
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時価総額 111,499百万円
AIソリューションの開発等を行うAI Research&Solution事業、自動応答エンジン「PKSHA Chatbot」等のAI SaaS事業を展開。AI SaaSプロダクトの顧客数は2900社超。 記:2024/10/07
4040 東証スタンダード
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時価総額 4,555百万円
1906年創業の化学品メーカー。苛性ソーダなどの基礎化学品が主力。グルコサミンなどの機能化学品、環境リサイクル、塩の製造等も。高度晒粉、クロルピクリンなどに強み。環境リサイクルの事業領域拡大などに注力。 記:2024/10/13
4382 東証スタンダード
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時価総額 15,041百万円
AI関連ソリューションの提供、SaaS導入支援、将棋ウォーズ等のAI/DX事業、AI Security事業を手掛ける。リカーリング売上比率は6割超。「HEROZ ASK」など新規プロダクトに先行投資。 記:2024/10/25
4687 東証プライム
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11/22 15:30
+36(%)
時価総額 65,396百万円
独立系システムインテグレーター。金融ITソリューションが主力。公共法人ITソリューション、ITコンサルティング&サービス等も。コンサルティング事業の拡大に加え、プロダクトセールス機能の拡充などを推進。 記:2024/10/11
4992 東証スタンダード
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11/22 15:30
+4(%)
時価総額 40,121百万円
農薬メーカー。野村鉱業の製薬部から分離独立して1950年に誕生。JA全農が主要取引先。水稲用や園芸用に強み。ファインケミカル事業も手掛ける。水稲剤、園芸剤は国内販売順調。26.11期売上高488億円目標。 記:2024/10/29
5129 東証グロース
899
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 13,284百万円
米マイクロソフト社のクラウド基盤などを活用したシステム構築や運用サービスにより、顧客のクラウド移行を支援。企業向けなどクラウド構築・移行が好調。デジタル庁の簡易版電子カルテの設計開発受託。人件費などが重し。 記:2024/10/27
6376 東証プライム
997
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 68,968百万円
産業用ポンプ・システム等のインダストリアル事業、血液透析関連製品等のメディカル事業、航空宇宙事業を展開。ジェットエンジンナセル部品「カスケード」で世界トップシェア。産業用ポンプ・システムは収益性回復傾向。 記:2024/07/26
6390 東証プライム
1,322
11/22 15:30
+40(%)
時価総額 15,526百万円
1895年創業の総合建設機械メーカー。建設用クレーンや油圧ショベル、路面清掃車、万能吸引車等の製造・販売を行う。国内売上高比率が高い。中国におけるミニショベル事業を見直し。環境対応型建機の国内普及推進。 記:2024/08/06
6508 東証プライム
4,110
11/22 15:30
+50(%)
時価総額 187,120百万円
中堅重電メーカー。1897年創業。変電・配電システムや発電システム、電鉄用システム、上下水道プラント用設備、半導体製造分野向け機器等を手掛ける。変電事業は北米などの需要増、収益性改善策の寄与で順調。 記:2024/06/15
7148 東証プライム
2,979
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 254,419百万円
独立系金融サービス企業。航空機や船舶、コンテナを対象とするリースファンドの組成、不動産小口化商品の販売等を行う。リースファンド好調。不動産小口化商品も伸長。海外不動産の組成も。配当性向50%目安。 記:2024/10/18
8061 東証プライム
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時価総額 60,126百万円
機械総合商社。電力などの各種プラント設備、産業機械器具、計測機器等を手掛ける。競争力のある商材等が強み。日本フェンオールと資本業務提携。発電設備のメンテナンス案件は順調。27.3期営業利益52億円目標。 記:2024/06/11