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株ブロガー・さなさえ:買い場に向けて日本の成長ドライバー「半導体」にスポットライト【FISCOソーシャルレポーター】

2023/10/28 17:00 FISCO
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:買い場に向けて日本の成長ドライバー「半導体」にスポットライト【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年10月25日19時に執筆 皆様、おはこんばんちわ。かつて音楽好きな父がロッド・スチュワートの『It's Not The Spotlight』を聴きながら涙ぐむ背中を目にしながら、子供ながらに「名曲なのだなぁ」と、思ってはいましたが…今ではわたしが涙ぐむようになりました。どうも、さなさえです。 さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや38回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。 <エヌビディアの好決算や生成AI推進で思惑募る> 今年8月、市場コンセンサスを大幅に超えた米エヌビディアの決算は、人工知能(AI)やそのシステム構築の為の半導体チップの莫大なニーズと共に、高騰し続けるグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を巡っての競争が激化している事を世の中に示しました。 また、日本国内でも今月、岸田首相「ChatGPT」などでも話題になった生成AIの技術開発や利用推進予算の推進と共に、開発者向けの国際的指針などを秋のG7で策定する考えを示しました。そこで成長ドライバーとして再びスポットライトが当たっているのが、AIユニットの核でもある半導体です。 ただし、半導体株を「何でも買いたくなる」という訳ではありません。現状の相場を眺めてみて下さい。イスラエル・パレスチナの中東情勢の悪化(地上侵攻)を睨んでの原油先物相場の上昇は、世界的なインフレ懸念を牽引し、再び利上げ観測の高まりへと繋がりました。それによって今週もなかなか日経平均株価は上昇に転じられず、「うかつ飛び込むと怪我をする相場」が続いています。気になる半導体関連株の中でもちゃんと明暗がわかれてきている状況でもありますので…今回はチャートも底堅く、業績期待もあるものを中心に、スポットを当てていきたいと思います。(注意※これから決算の銘柄はちゃんと見極めましょ!) <大型から小型までチャート重視!> まずは半導体などの電子部品の研削装置などで世界トップ企業であるディスコ<6146>。先の決算が減益であっても三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を3万3200円に引き上げています。さらに総合化学の三菱ケミカルグループ<4188>も同様に先の決算が減益でも、東海東京証券が強気に目標株価を引き上げていますので、どれだけこのテーマが世界的に注目されているかがわかりますね。同じく工業用ガスを手掛ける日本酸素HD<4091>はチャートも堅調です。こうした大型株は海外投資家などの腰の重い資金も介入していますので、相場が調整期に入ってきている時期にこそ狙って、中長期で見てみるのもアリかな、と検討中です。また、半導体SiCで思惑のあるレゾナックHD<4004>はチャートが強気を維持していますね。半導体・有機ELなどFPD製造装置を展開するアルバック<6728>は三角保ち合い継続ながら、11月7日の決算でどう動くか注目中です。 中・小型株に目をやれば、業績好調な沖電気工業<6703>は底値圏から浮上してきているようであり、株価はまだ割安です。パワー半導体関連としての強みのあるタツモ<6266>や、半導体計測器具「プローブカード」で世界シェア2位を誇る日本マイクロニクス<6871>も、業績以上に思惑買いが先行していますね。そして半導体製造に欠かせない超純水装置を手掛ける野村マイクロ・サイエンス<6254>は今週、上方修正を発表してストップ高となり、上場来高値を更新してきているので注目中です。 最後におまけで…割安で放置されている半導体商社も忘れてはいけませんね。エヌビディアの国内正規代理店でもあるマクニカHD<3132>はずっと強いです。小型であればPBRでも割安でもあるグローセル<9995>や三信電気<8150>なども、次の決算がどうなるかと見ています。 今回は以上です! ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade. ---- 執筆者名:さなさえ ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 《TY》
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時価総額 325,800百万円
半導体や電子部品、ネットワーク関連商品などを扱う専門商社「マクニカ」を中核とする持株会社。アナログ、その他標準ICなど集積回路の売上比率が高い。集積回路及び電子デバイスその他事業ではシェア拡大見込む。 記:2024/09/03
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時価総額 735,536百万円
昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
4,310
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時価総額 1,866,631百万円
産業ガス国内最大手の大陽日酸を中核とする持株会社。1910年創業。魔法びんなどの製造・販売を行うサーモスも傘下に持つ。三菱ケミカルグループの連結子会社。産業ガス事業では食品・飲料、医療向けなどに注力。 記:2024/08/26
4188 東証プライム
830.8
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+0.5(%)
時価総額 1,251,424百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
6146 東証プライム
42,590
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+210(%)
時価総額 4,613,221百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
1,853
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+27(%)
時価総額 75,247百万円
超純水製造装置専業メーカー。半導体・FPD向け超純水製造装置を中心に、水処理装置の設計・施工・販売を行う。神奈川県厚木市に本社。半導体・製薬関連各社への営業強化を図る。27.3期売上高1010億円目標。 記:2024/10/04
6266 東証プライム
2,787
11/22 15:30
-25(%)
時価総額 41,365百万円
塗布装置等の半導体装置、半導体製造装置向け搬送装置などを手掛けるプロセス機器事業が主力。表面処理用機器事業、金型・樹脂成形事業も展開。岡山県岡山市に本社。液晶カラーフィルター用塗布装置で高シェア。 記:2024/10/09
6703 東証プライム
950
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+15(%)
時価総額 82,857百万円
ATM、現金処理機等のエンタープライズソリューション事業が主力。1881年創業。道路関連システムや航空関連システム、AIエッジコンピューター等も。パブリックソリューションは消防、防災等で順調に案件を確保。 記:2024/10/08
6728 東証プライム
6,320
11/22 15:30
+60(%)
時価総額 311,930百万円
真空機器メーカー。スパッタリング装置、CVD装置、エッチング装置等が主要製品。FPD用スパッタリング製造装置で世界トップシェア。表面分析装置等も。配当性向35%以上目途。26.6期売上高3000億円目標。 記:2024/10/10
6871 東証プライム
3,820
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 152,896百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
8150 東証プライム
1,910
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-5(%)
時価総額 31,097百万円
エレクトロニクス商社。システムLSI等の半導体、コネクタ等の電子部品を扱うデバイス事業が主力。ネットワーク機器等の設計・構築、運用保守等も。27.3期経常利益50億円以上目標。車載などへの拡販強化図る。 記:2024/07/01
9995 東証プライム
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時価総額 19,794百万円
半導体・電子部品の技術商社。ルネサスエレクトロニクス製品を中心に、海外製電子部品も取り扱う。半導体素子は自動車分野中心に堅調。24.3期3Qは増収。マクニカによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/03/30