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前場に注目すべき3つのポイント~こう着感が強まったとしてもショートは避けておきたい~

2023/5/26 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感が強まったとしてもショートは避けておきたい~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■こう着感が強まったとしてもショートは避けておきたい ■ローソン、23/2 税前利益 42.4%増 471億円 ■前場の注目材料:北越コーポ、グループ会社、食品用「高機能紙容器」に参入、蘭社と国内独占契約 ■こう着感が強まったとしてもショートは避けておきたい 26日の日本株市場は、買い先行の相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが35ドル安、ナスダックは213ポイント高だった。債務上限交渉で進展が見られず、一部格付け会社が格付け引き下げの可能性を示唆したことが嫌気された。また、1-3月期国内総生産(GDP)改定値や雇用関連指標が予想を上振れ、追加利上げが織り込まれたことも重荷となった。一方で、ナスダックは昨日引け後に発表された半導体メーカーのエヌビディアの強い決算を受けて終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比270円高の31100円。円相場は1ドル139円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の相場展開になりそうだ。エヌビディアの上昇については前日の上昇で織り込まれているものの、米国でも他のハイテク株に買いが広がるなか、引き続き指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になりそうだ。また、日経225先物はナイトセッションで一時31100円まで買われる場面も見られており、節目の31000円回復でショートカバーが入りやすいだろう。日経225先物は23日の高値31360円が射程に入ってきたことから、出遅れている海外ファンドなどの資金流入も強まりそうだ。 とはいえ、債務上限問題を巡る不透明感から見極めたいとするムードも強まりやすく、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいだろう。そのため、物色が広がりを見せてくる展開は期待しづらく、インデックスに絡んだ主力大型株主導になりそうである。ハイテク株のほか、為替市場ではドル円が朝方に1ドル140円台に乗せてきていることもあり、輸出関連への物色も見られそうだ。一方で、金融株は手掛けづらいだろうが、ショートカバーから底堅さは意識されるだろう。 そのほか、中小型株については生成AIの成長期待から、一部のテーマ株などに短期的な値幅取り狙いの資金が集中することになりそうだ。日経平均はボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジ内で推移するなか、本日は+2σに接近する格好になりそうだ。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなか、調整は小幅にとどまっているものの、こう着感が強まったとしてもショートは避けておきたい。 ■ローソン、23/2 税前利益 42.4%増 471億円 ローソン<2651>が発表した2023年2月期業績は、営業収益が前期比6.1%増の1兆3億8500万円、税前利益が同42.4%増の471億3400万円だった。国内コンビニエンスストア事業は、店舗改装やマーケティング施策の効果などにより、大幅に増加した光熱費を吸収。海外事業は中国のロックダウンなどの影響により減益となったが、エンタテインメント関連事業及び金融関連事業が増益となった。24年2月期業績は、営業収益が前期比6%増の1兆600億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(30801.13、+118.45) ・ナスダック総合指数は上昇(12698.09、+213.93) ・1ドル=139.90-00円 ・シカゴ日経先物は上昇(31100、大阪比+270) ・SOX指数は上昇(3336.72、+212.63) ・VIX指数は低下(19.14、-0.89) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・トヨタ<7203>インドで3割増産、3交代シフト・25%増員 ・北越コーポ<3865>グループ会社、食品用「高機能紙容器」に参入、蘭社と国内独占契約 ・ソニーG<6758>熊本に27万平方メートルの土地取得、画像センサー新工場建設 ・ヤマトHD<9064>宇宙用ロボVBに出資 ・TOYO TIRE<5105>日米にタイヤ混練装置「タンデムミキサー」導入へ ・ローランドDG<6789>タイ工場の新棟稼働 ・日本製鉄<5401>八幡に大型電炉導入、2基以上高炉から転換 ・富士フイルム<4901>組織再編、国内生産子会社統合、高機能材領域を拡大 ・エア・ウォーター<4088>家畜ふん尿由来のバイオメタン事業化、北海道で来年 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 5月東京都区部消費者物価指数(前年比予想:+3.4%、4月:+3.5%) <海外> 10:30 豪・4月小売売上高(前月比予想:+0.3%、3月:+0.4%) 《ST》
関連銘柄 10件
2651 東証プライム
10,345
4/24 10:35
-10(%)
時価総額 1,037,604百万円
コンビニ大手。傘下に高級スーパーの成城石井や映画館のユナイテッド・シネマなど。親会社は三菱商事。店内調理サービス「まちかど厨房」や一般用医薬品取扱い店舗を拡充。業容好調で、24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/27
3865 東証プライム
1,370
4/24 10:44
-24(%)
時価総額 257,633百万円
製紙会社。新潟県を地盤とする。印刷紙や情報紙の洋紙の製造、販売を主力に、白板紙や特殊紙、パッケージを提供する。今期3Q累計は紙パルプやパッケージの価格改定が収益に寄与した。販売数量も堅調に推移した。 記:2024/04/12
4088 東証プライム
2,320
4/24 10:44
+14.5(%)
時価総額 533,032百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
3,369
4/24 10:44
+48(%)
時価総額 4,190,622百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5105 東証プライム
2,856.5
4/24 10:44
-5.5(%)
時価総額 440,218百万円
国内4位のタイヤメーカー。乗用車用タイヤを主力に、トラックやバス向けのタイヤを展開。SUV用タイヤ等に強み。北米市場で市販用タイヤは販売量が増加。23.12期通期は大幅増益。24.12期は営業増益計画。 記:2024/02/25
5401 東証プライム
3,462
4/24 10:44
-30(%)
時価総額 3,290,011百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6758 東証プライム
12,840
4/24 10:44
+345(%)
時価総額 16,192,293百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
5,430
4/24 10:34
+30(%)
時価総額 68,722百万円
広告・看板用インクジェットプリンタ大手。カッティングマシンや3Dモデリングマシン、歯科用ミリングマシン等も。海外売上比率が高い。欧州はサイン市場向け低溶剤プリンター等の販売が堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/04/16
7203 東証プライム
3,584
4/24 10:44
+73(%)
時価総額 58,472,913百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
9064 東証プライム
2,068.5
4/24 10:44
+20(%)
時価総額 785,668百万円
宅配便最大手。「クロネコヤマトの宅急便」を展開。法人客約1万社。国内シェア約50%。宅急便のネットワークを活用した企業間物流の取り組みを推進。国際輸送一服も、固定資産売却益計上により、3Q累計は最終増益。 記:2024/02/06