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株ブロガー・さなさえ:金融危機で波乱相場!曇りなき眼で見定めたい期待株【FISCOソーシャルレポーター】

2023/3/18 17:00 FISCO
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:金融危機で波乱相場!曇りなき眼で見定めたい期待株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年3月15日10時に執筆 2007年、8年と~、リーマンショックはつらかった~♪次はシリコンバレーが発端か~夢は夜開く~♪ はい、皆様、おはこんばんちわ。株ブログ『さなさえの麗しき投資ライフ』の筆者、さなさえです。夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや10回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。 <米SVBの破綻とその連鎖はとめられるのか?> えらいこっちゃ、えらいこっちゃ、どやさ、どやさ。米SVB破綻のショックは着実に世界的に株式市場を冷え込ませ、日経平均株価に至っては今週だけで一気に1000円以上も調整していましたね。 米金融当局は連鎖的な破綻リスクを軽減するため、先週末、すぐに全預金者を保護する救済策を発表した事に続き、バイデン米大統領は国民に向けた演説でシステムや預金の安全性を強調しましたが、その不安はやはり拭えていないように見えます。 米国は毅然と対応していく姿勢は示してはいるものの、市場関係者はこのリーマン・ショックを想起させる現象に震撼している事は確かです。当時の米当局も、今回と同様に対応する姿勢を見せてはいましたが、結局はこの連鎖と世界的な株価下落を止める事はできませんでしたので…わたしも「今回も口だけになってない?」と疑心暗鬼になりながらも、早速、有事の際の『金』という事で、金先物ダブル・ブル<2036>をチェックしていました。(※「投資家は思考が止まったら試合終了ですよ。」と安西先生が言っていたとか、いないとか) ただし、リーマン・ショックはサブプライムローンが原因ではありましたが、今回の破綻はFRBの急ピッチな利上げによる資金調達コストの急激な上昇による破綻です。したがって、これまで株価の上値を抑えてきた利上げ懸念は後退していると見ています。それは少なくとも3月21~22日のFOMCが無事通過するまでは、安全資産である米国債が買われる傾向にあり、長期金利の上昇に歯止めがかかる可能性が高まるからです。そういう訳で、現段階で連鎖的な金融ショックへは繋がりにくいと判断しています。 つまり、「投資家として今は過度な心配はせずに、アシタカのように曇りなき眼で市場を見据え、随所では素早く判断していくべき」と考えます。ただし、相場は弱気なのですから無理な買いポジションは禁物です。そして狙うならば東証の働きかけもあって底値が堅い低PBR、バリュー株を中心に見ていくのがベターでしょう。今回はそんな株を中心にご紹介していきます。 <最近の注目株は?> 特殊印刷専業である三光産業<7922>は、第3四半期決算が減益となるも、通期に対する進捗率は既に137.1%と超過しています。また、建設機械や産業機械の販売、レンタルを手掛ける南陽<7417>は好調な業績と共にチャートも上昇トレンドですが、まだまだ割安です。そして株価は調整中ではありますが、自動車向けの電子部品・固定抵抗器を手掛けるKOA<6999>は、好調な業績を背景に今後の下値は限定的ではないかと見ています。 さらにこれまで高値圏で人気化していた低PBR株が、この地合いで調整してきているので押し目をチェックしてみるのも手かと…例えばシチズン時計<7762>は大型の自社株買いを発表した際には、市場の注目を浴びましたね。それに銀行株という事で「ど真ん中」な売りを受けてはいますが、著名投資家でもある井村俊哉さんが大量保有している富山第一銀行<7184>もPBR0.33倍(15日現在)と、かなり割安です。 そして最後に気になるグロース株からGEI<9212>です。同社は日本製紙<3863>と住友商事<8053>とでセルロース系バイオエタノールの商用生産に期待があるようで、チャートはまだ強気です。また、「もう売りは枯れているのでは?」と見ているのがeスポーツ関連のウェルプレイド・ライゼスト<9565>、そして究極の半導体レーザー・「量子ドットレーザー」に期待がかかるQDレーザ<6613>です。ここ最近、どちらも折を見ては買われる動きをしていますのでチェックしています。 今回は以上です。 ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として注目銘柄をピックアップして、毎月その値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade. ---- 執筆者名:さなさえ ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 《TY》
関連銘柄 10件
3863 東証プライム
1,101
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時価総額 127,997百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙、情報用紙に加え、家庭紙や包装紙、段ボール等を製造、販売。家庭用の「スコッティ」等のブランドを持つ。今期3Q累計はお価格改定やコストダウンにより増収、利益は大幅改善。 記:2024/02/10
6613 東証グロース
486
4/19 11:30
-20(%)
時価総額 20,167百万円
レーザデバイスメーカー。レーザ技術を用いた製品をシリコンフォトニクスやセンシング領域に提供。レーザデバイス事業は堅調。DFBレーザは半導体検査、医療機器用途向けで販売増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/26
6999 東証プライム
1,419
4/19 11:30
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時価総額 57,441百万円
抵抗器中心の電子部品メーカー。サーミスター、集積回路、磁気ディスクなどを手掛ける。固定抵抗器で世界トップシェア。米国はディストリビューター向けの販売伸び悩みなどが響く。24.3期2Qはヨーロッパが堅調。 記:2023/12/11
7184 東証プライム
870
4/19 11:30
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時価総額 58,560百万円
富山県地盤の第二地銀。資金量約1.3兆円。県外では、石川や岐阜、新潟、東京、大阪に店舗を開設。法人顧客の経営計画策定や経営改善支援などコンサルを強化。資金運用収益や株式売却益の増加で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/31
7417 東証スタンダード
1,180
4/19 11:30
-34(%)
時価総額 15,611百万円
機械商社。半導体製造装置を中心とした機械部品からFAシステム等の産業機器、建機や産業用車輛等の販売、レンタルを行う。建設機械事業は災害復旧工事需要の一巡等で足踏み。24.3期3Qは産業機器事業が増益。 記:2024/02/22
7762 東証プライム
1,002
4/19 11:30
-41(%)
時価総額 246,492百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。インバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。固定費削減等により、デバイス事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
7922 東証スタンダード
417
4/19 11:29
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時価総額 3,077百万円
特殊印刷製品メーカー。シールやステッカー、ラベル等を製造、販売する。表示板や操作パネル、商業印刷、POP等も手がける。今期3Q累計は国内の2社の連結化が寄与した。アセアンは洪水被害から回復、受注増。 記:2024/03/31
8053 東証プライム
3,670
4/19 11:30
-87(%)
時価総額 4,593,269百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
481
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-22(%)
時価総額 5,361百万円
バイオマス原料由来の化学品を開発するスタートアップ企業。植物の茎や葉などを原料に、発酵生産技術によってアミノ酸やバイオ燃料、石油化学由来ではない化学品を展開。新たなライセンス契約締結で、23.9期は増収。 記:2023/12/24
9565 東証グロース
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-88(%)
時価総額 4,355百万円
eスポーツ大会の受託制作を行うクライアントワークサービスを展開。クリエイターサポートやスポンサー仲介等も。クライアントワークサービスの寄与で23.10期通期業績は計画超過。24.10期は最終黒字転換計画。 記:2024/01/28