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前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディアの上昇が支援材料に~

2023/2/24 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディアの上昇が支援材料に~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:エヌビディアの上昇が支援材料に ■MORESCO、23/2下方修正 営業利益5.0億円←11.1億円 ■前場の注目材料:住友商事、米産レアアース供給、現地社と代理店契約 ■エヌビディアの上昇が支援材料に 24日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうである。23日の米国市場はNYダウが108ドル高だった。22日引け後に発表されたエヌビディアの予想を上回る決算が投資家心理の改善につながった。週次失業保険申請件数の減少や米10-12月期GDP価格指数の上方修正で、金利上昇に伴う売りに押される場面もあったが、金利が伸び悩んだためプラス圏を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の27230円。円相場は1ドル134円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。日経225先物は23日の祝日取引で一時26950円まで売られており、節目の27000円割れにより、いったんは調整一巡感が高まりそうだ。また、エヌビディアは14%を超える上昇を見せるなか、指数インパクトの大きい東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などに買いが波及する可能性があるため、日経平均を押し上げる格好になりそうだ。 ただし、米国ではPCEデフレーターの発表を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられそうである。米国についても指標発表を前にした買戻しが中心とも見られるため、東京市場においてもリバランスの商いが中心になろう。そのため、日経平均はリバウンドを見せてくるものの、75日線のほか、その上に位置する25日線辺りが抵抗線として意識されやすいと考えられる。 なお、本日は次期日銀総裁候補の植田和男氏らに対する所信聴取と質疑が衆院で行われる。市場では緩和政策の修正への思惑が高まっているものの、当面は現在の金融政策を継続する考えを示すとみられるなか、短期的にはリバランスに伴う動きが意識されやすいだろう。 ■MORESCO、23/2下方修正 営業利益5.0億円←11.1億円 MORESCO<5018>は2023年2月期業績予想の修正を発表。売上高は315億円から305億円、営業利益を11.1億円から5.0億円に下方修正した。半導体不足等に起因する自動車生産台数の伸び悩みやデータセンター投資縮小によるハードディスクドライブ需要減のほか、原材料価格やエネルギー価格の上昇が想定を上回って進行した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33153.91、+108.82) ・ナスダック総合指数は上昇(11590.40、+83.33) ・シカゴ日経先物は上昇(27230、大阪比+100) ・SOX指数は上昇(2988.81、+96.42) ・VIX指数は低下(21.14、-1.15) ・米原油先物は上昇(75.39、+1.44) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・住友商事<8053>米産レアアース供給、現地社と代理店契約 ・伊藤忠<8001>バーチャルオフィス導入、組織横断案件を推進 ・双日<2768>産学連携エンジ育成コース開始、専門学校と協業 ・三菱自<7211>英カルーザと協業、電動車充電サービス ・井関農機<6310>海外拡販、最高更新狙う ・旭化成<3407>体温測定0.1秒以内、ウエアラブル向け温度センサー量産 ・東洋紡<3101>中空糸型FO膜、欧州で浸透圧発電4月稼働、ノビアン社の製塩工場 ・王子HD<3861>欧州の液体紙容器市場に参入、イタリアIPI買収 ・東洋炭素<5310>新中計、SiC半導体向け黒鉛製品、設備投資515億円 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 1月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+4.3%) ・09:30 日銀総裁候補の植田氏への所信聴取と質疑(衆院議院運営委員会) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
2768 東証プライム
3,976
3/28 15:00
-107(%)
時価総額 995,193百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3101 東証プライム
1,111
3/28 15:00
-66(%)
時価総額 98,933百万円
高機能製品メーカー。液晶偏光子保護フィルムやセラコン用離型フィルムなど工業用フィルムが主力製品。24.3期2Q累計はフィルム部門が増収。液晶偏光子保護フィルム「コスモシャインSRF」の販売が伸長。 記:2024/01/15
3407 東証プライム
1,107
3/28 15:00
-31.5(%)
時価総額 1,543,083百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
3861 東証プライム
627.6
3/28 15:00
-16.1(%)
時価総額 636,626百万円
製紙メーカー最大手の一角。段ボールや包装材 家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材、特殊紙やフィルム等の機能材、新聞紙、情報用紙を提供する。今期3Q累計の国内は価格改定が寄与も、海外のパルプ市況が影響した。 記:2024/02/10
5018 東証スタンダード
1,412
3/28 15:00
-19(%)
時価総額 13,692百万円
特殊潤滑油や合成潤滑油を製造・販売。ホットメルト接着剤や化粧品原料も。自動車業界が得意先。24.2期3Q累計は海外を中心に自動車向け特殊潤滑油が堅調。値上げ進展で利益率も上向く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/02/08
5310 東証プライム
8,020
3/28 15:00
-110(%)
時価総額 168,364百万円
カーボンメーカー国内最大手。業界に先掛けて等方黒鉛を開発。原子力や放電加工、半導体分野等に黒鉛製品を提供。日本は機械用カーボン分野等が堅調。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/03/04
6310 東証プライム
1,022
3/28 15:00
-8(%)
時価総額 23,491百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6857 東証プライム
6,695
3/28 15:00
-110(%)
時価総額 5,129,501百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
7211 東証プライム
495.5
3/28 15:00
-4.5(%)
時価総額 738,435百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
8001 東証プライム
6,464
3/28 15:00
-155(%)
時価総額 10,244,729百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、食糧、住生活等の分野で事業展開。中国ビジネス等に強み。非資源分野が収益基盤。金属は足踏み。食品流通関連事業における取引拡大等で、24.3期2Qは食料が増収。 記:2024/01/14
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
3,630
3/28 15:00
-96(%)
時価総額 4,543,206百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07