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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク買いに対して、TOPIX型の利益確定といったリバランスの動き~

2023/2/3 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク買いに対して、TOPIX型の利益確定といったリバランスの動き~ 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ハイテク買いに対して、TOPIX型の利益確定といったリバランスの動き ■村田製、23/3下方修正 営業利益2950億円←3800億円 ■前場の注目材料:住友商事、チリでグリーンアンモニア製造、電力大手コルブンと協業 ■ハイテク買いに対して、TOPIX型の利益確定といったリバランスの動き 3日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだが、底堅い相場展開が見込まれる。2日の米国市場はNYダウが39ドル安だった一方で、ナスダックは384ポイント高と大幅に上昇した。金利先高観の後退やメタプラットフォームズが決算を好感した買いから大幅に上昇するなか、ハイテク株の買戻しの動きが強まった。一方で、ディフェンシブ株などへは利益確定の動きが優勢となるなど、リバランスの動きが見られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の27530円。円相場は1ドル128円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は終値で27500円をクリアしてきており、短期筋のショートカバーなどを誘いそうである。ただし、決算を前に先回り的に買われたアップルとアマゾンについては、時間外取引で下落しているため、買い一巡後は次第にこう着感を強めてくる可能性がありそうだ。雇用統計の発表を控えていることも積極的な売買を手控えさせることも考えられる。 また、主要企業の決算発表がピークを迎えているが、下方修正が目立ってきた。アク抜けの動きを見せてくるようであればセンチメント悪化にはならないだろうが、短期的にはショートが入りやすく、様子見ムードにつながる可能性はありそうだ。そのため、日経平均は27500円を挟んでのこう着から、底堅さを見極めたいところであろう。 もっとも、昨日の東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が7割近くとなるなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの上昇により、日経平均は上昇した。米国ではナスダックが大幅高で52週線を突破してきており、トレンドが転換してきた。ハイテク株への買い戻す動きが意識されやすいなか、ハイテク買いに対して、TOPIX型の利益確定といったリバランスの動きが入りやすいだろう。 なお、先夕発表した決算では、中外薬<4519>、愛三工<7283>、寿スピリッツ<2222>、アルインコ<5933>、ANA<9202>、MonotaRO<3064>などがポジティブ視されそうだ。 ■村田製、23/3下方修正 営業利益2950億円←3800億円 村田製<6981>は2023年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を3800億円から2950億円に下方修正した。世界経済の景気後退を受けたスマートフォンやパソコンの市場低迷と在庫調整の長期化による部品需要の減少。生産高の減少に伴う操業度損の発生により、前回予想を下回る見込み。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27402.05、+55.17) ・ナスダック総合指数は上昇(12200.82、+384.50) ・シカゴ日経先物は上昇(27530、大阪比+140) ・SOX指数は上昇(3141.84、+68.37) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・住友商事<8053>チリでグリーンアンモニア製造、電力大手コルブンと協業 ・日本製紙<3863>東北整練とサステナ素材でシルクの風合い、CNF技術で強度高める ・Zホールディングス<4689>LINE・ヤフーと来年度合併、迅速にサービス開発 ・住友電工<5802>再成長へ子会社2社にTOB、再生エネなど競争力に磨き ・出光興産<5019>東レと、バイオマスABS樹脂の供給網構築 ・三井物産<8031>給食事業のエームサービス完全子会社化、700億円 ・長瀬産業<8012>長瀬産業など、高吸水性樹脂を共同開発、バイオ原料比率拡大 ・住友商事<8053>光触媒でサステナ燃料製造、米スタートアップのプロジェクト参画 ・ホンダ<7267>次世代燃料電池システム外販へ、水素事業を加速 ・ブリヂストン<5108>アセントロボと資本業務提携、ピッキングロボ実用化 ・川崎重<7012>欧州で排熱発電、セメント工場に売り込み ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・1月財新サービス業PMI(予想:51.0、12月:48.0) 《ST》
関連銘柄 17件
2222 東証プライム
1,621
4/25 15:00
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時価総額 252,241百万円
全国各地の菓子製造販売等を手掛ける。シュクレイ、ケイシイシイが中核。プレミアム・ギフトスイーツの育成図る。新規出店等でシュクレイは伸長。24.3期2Q累計は大幅な増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/16
3064 東証プライム
1,932.5
4/25 15:00
+1.5(%)
時価総額 968,851百万円
間接資材のインターネット通販最大手。工場・工事用、自動車整備用等の間接資材を販売。取扱商品は約2200万点。登録会員数は910万6521口座。購買管理システム事業は高成長。23.12期通期は2桁増収増益。 記:2024/04/15
3863 東証プライム
1,097
4/25 15:00
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時価総額 127,532百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙、情報用紙に加え、家庭紙や包装紙、段ボール等を製造、販売。家庭用の「スコッティ」等のブランドを持つ。今期3Q累計はお価格改定やコストダウンにより増収、利益は大幅改善。 記:2024/02/10
4519 東証プライム
4,860
4/25 15:00
-291(%)
時価総額 8,160,222百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4689 東証プライム
374
4/25 15:00
-2.3(%)
時価総額 2,854,054百万円
ヤフー、LINEなどの再編により誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。コマース事業は堅調。アスクルグループ、ZOZOグループが売上増。戦略事業は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
5019 東証プライム
1,022.5
4/25 15:00
-23(%)
時価総額 1,522,834百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5108 東証プライム
6,711
4/25 15:00
-50(%)
時価総額 4,789,627百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5802 東証プライム
2,380
4/25 15:00
-41(%)
時価総額 1,889,580百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
5933 東証プライム
1,114
4/25 15:00
-5(%)
時価総額 23,437百万円
建設用仮設資材の製造・販売・レンタルを展開。住宅機器やフィットネス機器、無線機、プリント配線板なども手掛ける。建設機材関連事業は足踏み。レンタル関連事業は堅調。特別損失減少。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/10
6981 東証プライム
2,822
4/25 15:00
-27.5(%)
時価総額 5,721,444百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7012 東証プライム
4,648
4/25 15:00
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時価総額 780,501百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7267 東証プライム
1,746
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-43.5(%)
時価総額 9,488,262百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7283 東証プライム
1,578
4/25 15:00
-59(%)
時価総額 99,529百万円
トヨタグループの自動車部品メーカー。燃料系製品や吸排気系製品が主力。フューエルポンプモジュール市場で世界トップ級。自動車電動化領域に注力。アジアや欧米向けの好調で、24.3期3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/23
8012 東証プライム
2,597
4/25 15:00
-35(%)
時価総額 313,998百万円
老舗大手化学商社。機能素材や加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連の領域で事業展開する。電子材料や合成樹脂に強みを持つ。今期3Q累計は半導体向け材料や樹脂等が堅調も、機能素材や加工材料が足踏み。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
7,382
4/25 15:00
-163(%)
時価総額 11,755,591百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8053 東証プライム
3,857
4/25 15:00
-63(%)
時価総額 4,827,313百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9202 東証プライム
3,032
4/25 15:00
-43(%)
時価総額 1,468,379百万円
大手航空会社。国内線と国際線トップの全日空が中核。国内線や国際線、貨物運送を展開する。傘下にLCCのピーチやエアージャパン。今期3Q累計は国際線、国内線が好調だった。営業益は過去最高を大幅に更新した。 記:2024/03/03