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米利上げ長期化への警戒感からハイテク関連はさえない【クロージング】

2022/12/7 16:21 FISCO
*16:21JST 米利上げ長期化への警戒感からハイテク関連はさえない【クロージング】 7日の日経平均は3日ぶりに反落。199.47円安の27686.40円(出来高概算10億4000万株)で取引を終えた。米国では金融引き締め長期化による景気への先行き懸念から売られた流れを引き継ぎ、売り先行で始まった。ただし、取引開始直後につけた27646.78円を安値に下げ渋る動きとなり、前場半ばには27786.25円まで下げ幅を縮める場面も見られた。ただし、週末にはメジャーSQを控えていることもあって積極的に仕掛けてくる動きは限られ、こう着感の強い相場展開が継続した。為替市場で円が一時1ドル=137円台へと円安に振れたため、自動車株など輸出関連株がしっかりで推移した半面、半導体株の弱さが目立っており、TOPIX型優位の展開。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、空運、銀行、電気ガス、非鉄金属、陸運など16業種が上昇。一方、鉱業、電気機器、機械、ゴム製品、石油石炭など17業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、7&iHD<3382>、アステラス薬<4503>、三越伊勢丹<3099>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>が軟調だった。 前日の米国市場は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ長期化を警戒した売りに加え、複数の米大手金融機関幹部が「景気後退に陥る可能性が大きい」などと述べたことも相場の重荷となった。また、「米アップルが自動運転開発計画を縮小し、投入時期を2026年まで延期する」と米メディアが伝えたため、半導体関連株などテック銘柄にもマイナスに作用した。 FRBは来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を縮小するが、今回の利上げ局面での政策金利の到達点は市場が想定していたより高くなるとの警戒感が残る。米国の金融政策を占う意味でも、9日に発表される11月の米卸売物価指数(PPI)や12月のミシガン大学の消費者信頼感指数でインフレが鈍化を確認したいと考えている投資家は多く、積極的な売り買いは手控えられた。また、週末のメジャーSQを控えていることも投資家の動きを鈍くしている。 《FA》
関連銘柄 11件
2,450
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-55(%)
時価総額 972,140百万円
百貨店最大手。EC、カード・金融、不動産賃貸の強化にも取り組む。24.3期3Q累計は人流回復や訪日客増を追い風に都心店が売上を牽引。費用改革の効果も出て二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
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+22(%)
時価総額 5,850,517百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
4063 東証プライム
6,606
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-213(%)
時価総額 13,371,357百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4503 東証プライム
1,625
3/28 15:00
-67.5(%)
時価総額 2,983,260百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4911 東証プライム
4,130
3/28 15:00
+32(%)
時価総額 1,652,000百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6762 東証プライム
7,392
3/28 15:00
-236(%)
時価総額 2,873,803百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期2Q累計はコンデンサが増収。セラミックコンデンサは自動車市場向け販売が堅調。センサ応用製品も自動車市場向け販売が増加。 記:2023/12/11
6857 東証プライム
6,695
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-110(%)
時価総額 5,129,501百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6954 東証プライム
4,220
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-17(%)
時価総額 4,260,288百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
46,710
3/28 15:00
-220(%)
時価総額 14,864,103百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,962
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時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10