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前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては個人主体による中小型株が中心に~

2022/12/6 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては個人主体による中小型株が中心に~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色の流れとしては個人主体による中小型株が中心に ■ダイコク電、上方修正 営業利益18.5億円←11.0億円 ■前場の注目材料:センコーHD、日立造船子会社のオーナミ買収、重量物輸送事業を拡大 ■物色の流れとしては個人主体による中小型株が中心に 6日の日本株市場は、売り優勢の展開ながら、売り一巡後の底堅さは意識されそうである。5日の米国市場はNYダウが482ドル安だった。11月サービス業PMI改定値が予想を上回ったほか、ISM非製造業景況指数が予想外に改善したため、長期金利の上昇を警戒した売りが優勢だった。米連邦準備理事会(FRB)は12月の会合で利上げペースを減速させる見通しであるが、ISM非製造業景況指数の結果を受けて、来年も金融引き締めが継続する可能性が高まったことから金利先高観が再燃した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の27685円。円相場は1ドル136円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで25日線に上値を抑えられる格好から調整し、75日線に接近しており、前日の価格水準での推移になりそうだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた米国市場の不安定な値動きから売りを仕掛けてくる動きも想定されるため、先物主導で弱含む局面もありそうだ。ただし、週末に12月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えているため、限月交代に伴うロールオーバーが中心である。27500円辺りを下回ってくるようだと、ヘッジに絡んだショートの動きが強まる展開には注意しておきたい。 なお、日経平均も75日線での攻防になりそうである。昨日はファーストリテ<9983>が指数を下支えした格好だったが、本日も売り一巡後は指数インパクトの大きい値がさ株などの底堅さを見極めることになりそうだ。75日線を割り込んでくるようだと、テクニカル面では一目均衡表の雲上限が位置する27420円辺りが目先的なターゲットとして意識されてくることになりそうだ。 物色の流れとしては個人主体による中小型株が中心になりそうだが、昨日は利益確定とみられる動きも目立っていた。流動性のある銘柄などはいったん売りが集中すると大きく下押す流れにも向かいやすいため、時価総額が低い銘柄で出遅れ感のある銘柄などで、短期的に仕掛けてくる動きなども入りやすいだろう。昨日はAI関連の一角が動意づいていたため、本日もAI関連の動向が注目されそうだ。 ■ダイコク電、上方修正 営業利益18.5億円←11.0億円 ダイコク電<6430>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は265億円から290億円、営業利益を11.0億円から18.5億円に上方修正した。11月21日よりスマート遊技機の市場投入がパチンコホールで順調に始まり、今後もスマート遊技機に必要なユニット「VEGASIA」など製品の販売が継続できる見通しが立ち始めたことから前回予想を上回る見込み。あわせて、期末配当は従来計画から20円上積みして1株あたり50円(前期末は35円)とする。年間配当は前期比横ばいの1株60円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27820.40、+42.50) ・1ドル=136.70-80円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・センコーHD<9069>日立造船子会社のオーナミ買収、重量物輸送事業を拡大 ・マツダ<7261>中国工場で今月4日間操業停止、在庫調整で ・コマツ<6301>世界で建機弱含み、来年度見通し、北米住宅着工が低迷 ・IHI<7013>インドネシアでメタネーションの事業性検討、国営プルタミナと共同 ・楽天グループ<4755>楽天モバイル、低軌道衛星通信に一歩、福島で試験局運用へ ・特種東海製紙<3708>バイオマスボイラ導入に125億円投資、27年稼働 ・森下仁丹<4524>ビフィズス菌接種で便通改善、有効な腸内環境解明 ・UBE<4208>スペイン工場で「ISCC PLUS認証」取得 ・関西ペイント<4613>国内外で粉体塗料強化、兵庫・赤穂に新工場、欧で独社買収 ・東レ<3402>回収漁網で繊維製品、来春に衣料・産業向け発売 ・テルモ<4543>持続血糖測定システム、保険適用の対象拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+2.0%、9月:+2.2%) ・08:30 10月家計支出(前年比予想:+0.9%、9月:+2.3%) <海外> ・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:+60億豪ドル、4-6月期:+183億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 13件
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3708 東証プライム
3,560
11/22 15:30
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時価総額 46,280百万円
特種製紙、東海パルプの経営統合により誕生。段ボール原紙等の産業素材事業が主力。ファンシーペーパー等の特殊素材事業、生活商品事業等も。26.3期営業利益50億円目標。リサイクルビジネスの拡大等に取り組む。 記:2024/10/24
4208 東証プライム
2,450
11/22 15:30
+48(%)
時価総額 260,190百万円
コンポジット、ナイロンポリマーなどの製造・販売を行う樹脂・化成品部門が主力。ポリイミド等の機能品、産業機械等も。1897年創業。旧社名は宇部興産。ポリイミドフィルムで世界トップシェア。事業構造改革推進。 記:2024/10/09
4524 東証スタンダード
2,114
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 8,773百万円
機能性表示食品や医薬品、仁丹等の販売を行うヘルスケア事業が主力。1893年創業。フレーバーカプセルの製造受託等を行うカプセル受託事業も展開。インバウンド需要の改善等により、ビフィーナなどは復調傾向。 記:2024/06/18
4543 東証プライム
3,073
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 4,580,912百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4613 東証プライム
2,100.5
11/22 15:30
-23(%)
時価総額 392,665百万円
1918年創業の総合塗料メーカー。自動車、自動車補修向けで国内トップシェア。建築用塗料、船舶用塗料、家庭用塗料等も手掛ける。グローバル供給力などが強み。日本は商品ミックスの改善、原価低減などに取り組む。 記:2024/10/11
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6301 東証プライム
4,116
11/22 15:30
+67(%)
時価総額 4,008,206百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6430 東証プライム
3,465
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 51,272百万円
パチンコホール向けコンピュータシステム、景品顧客管理システム等の開発・製造・販売を行う。ホールコンピュータ、情報公開機器で設置シェア業界トップ。情報公開端末の新製品「REVOLAII」などの拡販に注力。 記:2024/10/12
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7261 東証プライム
1,003
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 633,699百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
1,519
11/22 15:30
+24(%)
時価総額 238,589百万円
総合物流のセンコーを中核とする持株会社。貨物自動車運送事業等の物流事業が主力。石油販売等の商事・貿易事業、総合卸売及び小売店事業等も手掛ける。既存事業領域の拡大、ライフサポート事業の成長などに注力。 記:2024/10/09
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25