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前場に注目すべき3つのポイント~28500円を目先のターゲットとしたトレンドに向かわせる~

2022/12/1 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~28500円を目先のターゲットとしたトレンドに向かわせる~ 12月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:28500円を目先のターゲットとしたトレンドに向かわせる ■ACCESS、3Q営業損失 赤字縮小 ▲16.9億円 ■前場の注目材料:NEC、事業開発プロで3000億円の価値創出、25年度めど ■28500円を目先のターゲットとしたトレンドに向かわせる 12月1日の日本株市場は、ギャップスタートから始まり、日経平均は直近高値水準を意識させそうだ。11月30日の米国市場はNYダウが737ドル高だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議場の講演前には、積極的な利上げを継続するとの警戒感から、一時250ドルを超える下落の場面もあった。ただし、その後行われた講演でパウエル議長は、利上げ減速の時期に来たとし早くて12月の次回会合で利上げ減速の可能性を示唆した。これを受けて米長期金利は低下するなか、買戻しの動きが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の28370円。円相場は1ドル137円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなろう。日経平均は28500円回復後の調整を継続していたが、昨日までの下落で上昇トレンドの下限となる25日線まで下げていた。テクニカル的にもリバウンドが意識されやすい水準からの上昇によって、センチメントは大きく改善することになりそうだ。買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はあるものの、直近で割り込んだ5日線を回復してくる可能性が高く、28500円を目先のターゲットとしたトレンドに向かわせやすいだろう。 また、米国では相対的に弱い値動きが続いていたナスダックが、25日線を支持線としたリバウンドによって抵抗線だった75日線を突破してきた。これにより不安定な値動きを継続していた指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの支援材料になりやすく、日経平均型の強い動きが期待される。本日はインデックス主導の相場展開に向かいやすく、中小型株などは反対に利益確定の動きが出てくるとみられるが、センチメントが改善するなか、押し目買い意欲は強そうだ。 そのほか、足元ではTOPIX型優位の展開からNT倍率は11月28日に一時14.00倍を下回っていた。日経平均型優位の相場展開が見込まれるなか、リバランスに伴うNTロングの動きも強まる可能性があるため、より指数インパクトの大きい値がさ株に資金が向かいやすくなりそうだ。また、米国では1日に個人消費支出、2日に雇用統計の発表を控えている。重要な経済指標の発表を控えるなか、利益確定の動きも入りやすいだろう。とはいえ、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースの減速が確実となるなか、押し目待ちの買い意欲は強そうだ。 ■ACCESS、3Q営業損失 赤字縮小 ▲16.9億円 ACCESS<4813>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比64.6%増の95.45億円、営業損失は16.90億円(前年同期は28.19億円の赤字)だった。IoT分野において各種DX需要が旺盛なことから通信業、建設業、及び各種インフラ業向け等の受託開発案件の引き合いが増加。Webプラットフォーム事業は当初計画通りに事業活動が進展している。営業外収益として為替差益6.73億円、営業外費用として投資事業組合運用損2.85億円を計上。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34589.77、+737.24) ・ナスダック総合指数は上昇(11468.00、+484.22) ・シカゴ日経先物は上昇(28370、大阪比+330) ・1ドル=138.00-10円 ・SOX指数は上昇(2826.85、+156.20) ・VIX指数は低下(20.58、-1.31) ・米原油先物は上昇(80.55、+2.35) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・NEC<6701>事業開発プロで3000億円の価値創出、25年度めど ・三菱重<7011>子会社と米エクソン、CO2回収・貯留で提携 ・椿本チエイン<6371>KDDIと物流DXで提携、倉庫自動化に5G活用 ・IHI<7013>水管理事業を統合、デジタルで高度化した利水・治水サービス提供 ・日本電産<6594>イタリアの工作機械「PAMA」を買収、150億円 ・ライオン<4912>神奈川・小田原工場を増強、180億円投じ一般医薬品の新工場建設 ・関西電力<9503>人材派遣サービスから撤退、パソナグループに子会社売却 ・ホンダ<7267>一般道向け運転・駐車支援システム開発、AI活用、瞬時に状況分析 ・ミロク情報<9928>オリックスと会計データ連携で提携、中小にオンライン融資 ・キヤノン<7751>メディカル海外拠点改革、米国に新会社 ・日本ゼオン<4205>米国で水素化ニトリルゴム増産、高強度向け需要拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7-9月期法人企業統計調査・全産業設備投資(前年比予想:+6.4%) ・10:30 野口日銀審議委員あいさつ <海外> ・10:45 中・11月財新製造業PMI(予想:48.9、10月:49.2) 《ST》
関連銘柄 12件
4205 東証プライム
1,364
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時価総額 313,057百万円
合成ゴムメーカー。自動車タイヤ用特殊合成ゴムに強み。合成ラテックスや高機能材料も。EV向け電池材料や医療向け高機能樹脂を強化中。24.3期3Q累計は合成ゴムの市況軟化。電池材料や電子材料の需要も振るわず。 記:2024/02/06
4813 東証プライム
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4/19 15:00
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時価総額 57,111百万円
ガラケーの組込みブラウザに強み。スマホ普及に対応すべく、IoT分野を強化中。資本業務提携したNTTが第2位株主に。24.1期3Q累計は国内IoT堅調も台湾の通販向けクラウドが不振。欧州のTV関連も冴えず。 記:2024/01/17
4912 東証プライム
1,352.5
4/19 15:00
+1.5(%)
時価総額 395,655百万円
トイレタリー用品や医薬品などを展開。オーラルケア国内首位、トイレタリー3位。衣料品洗剤や石鹸も有力。国内で柔軟剤、洗濯用洗剤など高付加価値新製品を投入。東南・南アジア向け好調もあり、3Q累計は増収確保。 記:2023/12/27
6371 東証プライム
5,080
4/19 15:00
-60(%)
時価総額 194,467百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6594 東証プライム
6,592
4/19 15:00
-180(%)
時価総額 3,930,704百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・商業・産業向けモーターに加え機器装置や電子・光学部品を展開。M&Aにより多分野での世界首位に意欲。産業・インフラ系需要の好調もあり、中間期は増収増益。 記:2023/12/27
6701 東証プライム
10,780
4/19 15:00
-175(%)
時価総額 2,941,323百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7011 東証プライム
1,359
4/19 15:00
-25(%)
時価総額 4,584,788百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7013 東証プライム
3,772
4/19 15:00
+16(%)
時価総額 583,453百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7267 東証プライム
1,747
4/19 15:00
-38.5(%)
時価総額 9,493,696百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7751 東証プライム
4,351
4/19 15:00
-35(%)
時価総額 5,803,203百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
9503 東証プライム
2,308
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時価総額 2,166,596百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10
9928 東証プライム
1,614
4/19 15:00
-45(%)
時価総額 56,177百万円
会計事務所とその顧問先企業などに中堅・中小企業向け財務会計ソフトを開発。会計・税理士事務所など顧客基盤強固。クラウドサービスやファイナンシャルサービスも展開。各種ERP製品の好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/06