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米ハイテク株安や中国の新型コロナ感染再拡大が重荷に【クロージング】

2022/11/28 16:47 FISCO
*16:47JST 米ハイテク株安や中国の新型コロナ感染再拡大が重荷に【クロージング】 28日の日経平均は続落。120.20円安の28162.83円(出来高概算11億3000万株)で取引を終えた。前週末の米国市場で、ハイテク関連株が下落した流れを受けて、値がさ株を中心に売りが先行し、前場終盤にかけて28046.32円まで下落する場面が見られた。ただし、今週は地区連銀景況報告(ベージュブック)や個人消費支出(PCE)物価統計など重要な経済指標の発表を控えているだけに、積極的に売り崩す流れにはならず、売り一巡後は28100円台での推移が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、ゴム製品、空運、陸運を除く30業種が下落し、鉄鋼、鉱業、不動産、銀行、卸売、非鉄金属などの下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ネクソン<3659>、エーザイ<4523>、KDDI<9433>、中外薬<4519>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、エムスリー<2413>が軟化した。 前週末の米国市場は、感謝祭の翌日で短縮取引となるなか、主要株価指数はまちまちだったが、ナスダック指数やSOX指数が下落したことが重荷となった。また、中国での新型コロナウイルスの感染が再拡大しているため、中国経済の先行き不透明感から中国や香港などアジア市場が軟調なことも悪影響を及ぼしたほか、時間外取引での米国株価指数先物も値を下げているため、短期筋による売買が中心だった。また、個別でも中国経済の先行き懸念が鉄鋼、非鉄金属など景気敏感株が軟調だったほか、サッカーワールドカップ(W杯)で、日本代表が負けたことから、サイバー<4751>、ハブ<3030>などのW杯関連株も反動安となった。 日経平均は続落する形となったが、悲観的に見る向きは少ない。今週は3兆2000億円規模と試算される配当の再投資が控えており、株価水準が切り下がれば、機械的に機関投資家などからの買いが相場を支えるとみられる。ただ、米国では12月2日の11月の雇用統計など重要指標の発表に加え、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演などFRB幹部による発言機会が多く予定されている。このため、経済指標と期待インフレ率の動向に投資家の関心が集まりそうで、週を通じて米国市場の動きをにらみながらの動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
2,137
3/29 15:00
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時価総額 1,450,878百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
3030 東証スタンダード
774
3/29 15:00
+21(%)
時価総額 9,930百万円
英国風パブ「HUB」を大都市圏に出店。スポーツイベントによる集客に強み。21年からMIXIの持分法適用会社に。HUB羽田空港第2ターミナル店を新規出店。24.2期3Qは黒字転換。通期利益予想を上方修正。 記:2024/02/04
3659 東証プライム
2,510
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時価総額 2,173,341百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4063 東証プライム
6,584
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時価総額 13,326,826百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4519 東証プライム
5,774
3/29 15:00
+8(%)
時価総額 9,694,881百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
6,216
3/29 15:00
-15(%)
時価総額 1,843,460百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4751 東証プライム
1,125.5
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時価総額 569,417百万円
ネット広告代理店。ネットTV局「ABEMA」の育成に力注ぐ。傘下にスマホゲーム開発のサイゲームス。24.9期は「ABEMA」と広告の採算改善を想定。ゲームでは3作品以上の新作投入を目指す。増収増益を計画。 記:2024/01/14
8035 東証プライム
39,570
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+310(%)
時価総額 18,662,518百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,482
3/29 15:00
+14(%)
時価総額 10,327,335百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
47,140
3/29 15:00
+430(%)
時価総額 15,000,938百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,962
3/29 15:00
±0(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10