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前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開が継続、ややTOPIX型優位の相場展開に~

2022/11/28 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開が継続、ややTOPIX型優位の相場展開に~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着感の強い相場展開が継続、ややTOPIX型優位の相場展開に ■京成。23/3下方修正 営業利益119億円←215億円 ■前場の注目材料:関西電力、高浜原発3・4号機の運転延長認可申請 ■こう着感の強い相場展開が継続、ややTOPIX型優位の相場展開に 28日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が継続しそうだ。25日の米国市場はNYダウが152ドル高だった一方で、ナスダックは58ポイント安だった。年末商戦への期待から、消費関連株を中心に買われたものの、アップルの下落がハイテク株へ広がる格好となった。もっとも、感謝祭翌日で短縮取引だったこともあり、商いは低水準だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の28340円。円相場は1ドル139円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになりそうだ。米国市場ではNYダウが4月以来の水準まで上昇したものの、ナスダックは75日線に上値を抑えられる形状を継続しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株は手掛けづらくさせそうだ。そのため、先週同様、ややTOPIX型優位の相場展開になりそうであり、日経平均は28300円を挟んだ狭いレンジでの推移が見込まれる。 また、今週の米国では週末の雇用統計など重要な経済指標のほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見のほか、FRB高官の講演などが相次ぐことから、これらの結果を受けた米国市場の反応を見極めたいところであるため、積極的な売買は手控えられそうだ。FRBは利上げペースを緩めるとの期待から売りを仕掛けてくる動きは限られることから、下値の堅さは意識されるものの、積極的なリバウンド狙いの動きも限られそうである。 そのため、日経平均は利益確定の流れから5日線辺りまでの調整を見せてくる局面においては、押し目狙いのスタンスで対応する格好になりそうだ。積極的な売買が手控えられるなかでは先物主導の商いに振らされやすいものの、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続しやすいなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。物色の流れとしては、主力銘柄は手掛けづらく、個人主体の中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向いやすく、直近IPO銘柄など需給状況は悪化していない銘柄などでの物色は活発であろう。また、米国ではサイバーマンデーへの期待も根強いことから、東京市場においても消費関連などの内需系に向かいやすいと考えられる。 ■京成。23/3下方修正 営業利益119億円←215億円 京成<9009>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2722億円から2630億円、営業利益を215億円から119億円に下方修正した。水際対策として、10月まで入国者総数が管理されていたことや、電力料及び燃料費の高騰等によるもの。新京成電鉄の連結子会社化による負ののれん発生益を計上したことにより、純利益は187億円から257億円に上方修正している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34347.03、+152.97) ・シカゴ日経先物は上昇(28340、大阪比+10) ・1ドル=139.20-30円 ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・関西電力<9503>高浜原発3・4号機の運転延長認可申請 ・中国電力<9504>低圧部門規制料金31%上げ、経産省に申請 ・日東紡<3110>マカオの子会社を解散、来月31日めど ・豊田通商<8015>廃車エアバッグの再資源化検討 ・東邦瓦斯<9533>来年初頭めどベトナムで産業用天然ガス販売 ・中央発條<5992>設備・研究開発に320億円投資、EV向け製品拡大 ・ブラザー<6448>車市場で攻勢、工業ミシン核に工程省人化 ・日本ガイシ<5333>本社にウエハー開発棟、100億円投資、25年稼働 ・古河電工<5801>EV部品の開発支援拡充、愛知にラボ開設 ・東レ<3402>東レなど漁網製造くずを“漁網”にリサイクル、バージン素材と同等物性実現 ・富士フイルム<4901>肌シミ形成、たんぱく質「BMP4」が重要因子発見 ・資生堂<4911>DeNAライフサイエンスとデータ解析で連携、肌や身体・心の関係性追究 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・10月小売売上高(前月比予想:+0.5%、9月:+0.6%) 《ST》
関連銘柄 13件
3110 東証プライム
5,830
3/28 15:00
-330(%)
時価総額 232,827百万円
ガラス繊維大手。糸の製造から複合材の開発まで手掛け、体外診断薬や機能性ポリマー、高性能半導体パッケージなども展開。スペシャルガラスはロジック・メモリを中心に用途拡大。中間期は利益一服も、計画を上振れ。 記:2023/12/21
3402 東証プライム
725.6
3/28 15:00
-14(%)
時価総額 1,183,803百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
3,388
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 1,404,753百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
4911 東証プライム
4,130
3/28 15:00
+32(%)
時価総額 1,652,000百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5333 東証プライム
2,031
3/28 15:00
-41(%)
時価総額 644,497百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
5801 東証プライム
3,183
3/28 15:00
-63(%)
時価総額 224,933百万円
電線大手。光ファイバに強み。自動車ワイヤハーネスや車載電池、電子部品部材も。24.3期上期は自動車部品・電池が堅調。だが米州での光ファイバやケーブルの需要が振るわず。原材料高も利益の重石に。有証売却特益。 記:2024/01/14
5992 東証スタンダード
1,046
3/28 15:00
-21(%)
時価総額 26,717百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。シャシばねや精密ばね、コントロールケーブル等を手掛ける。ばね製品に強み。シャシばねは増収。新製品スタビライザー「SDM」の量産開始等で収益性向上。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/10
6448 東証プライム
2,799
3/28 15:00
-47.5(%)
時価総額 733,957百万円
機械・ミシンメーカー。家庭用や工業用ミシンに加え、複合機やインクジェットプリンター、スキャナー製造、販売する。デジタル印刷機や工作機械等も。今期3Q累計の売上高は横ばいも、物流コストの減少により増益。 記:2024/03/07
8015 東証プライム
10,330
3/28 15:00
-155(%)
時価総額 3,657,409百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
9009 東証プライム
6,134
3/28 15:00
-215(%)
時価総額 1,057,569百万円
大手私鉄。東京都、千葉県、茨城県が事業エリア。ホテルやバス、タクシーも事業領域。オリエンタルランドの大株主。成田空港への旅客輸送に強み。25年4月に新京成電鉄を吸収合併へ。業容回復し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
9503 東証プライム
2,149
3/28 15:00
+27.5(%)
時価総額 2,017,337百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10
9504 東証プライム
1,138
3/28 15:00
+0.5(%)
時価総額 440,582百万円
中国5県地盤の電力会社。石炭火力比率が高い。24.3期3Q累計は燃料費調整の期ズレ差益が拡大。値上げ効果も出て利益急改善。通期利益計画を上方修正。復配予定。島根原発2号機は24年秋に営業運転開始の見通し。 記:2024/02/08
9533 東証プライム
3,343
3/28 15:00
-8(%)
時価総額 351,871百万円
都市ガス大手。日本四大都市ガスの一角を形成。愛知や岐阜、三重が営業エリア。ガス機器販売や設置工事、電気供給も事業領域。自動車関連を中心に工業用販売が高比率。原料関連の市況変動もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/01/30