マーケット
4/23 15:15
37,552.16
+113.55
38,239.98
+253.58
暗号資産
FISCO BTC Index
4/23 20:54:37
10,243,223
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は28000円を挟んだこう着のなか、冷静に押し目を狙いたいところ~

2022/11/21 8:28 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は28000円を挟んだこう着のなか、冷静に押し目を狙いたいところ~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は28000円を挟んだこう着のなか、冷静に押し目を狙いたいところ ■東京海上、23/3下方修正 経常利益4700億円←6000億円 ■前場の注目材料:酒井重、道路ローラー増産、国内主力工場2割強引き上げ ■日経平均は28000円を挟んだこう着のなか、冷静に押し目を狙いたいところ 21日の日本株市場は、引き続き28000円辺りでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが199ドル高だった。衣料品小売のギャップの決算が予想を上回ったことが好材料視され買い先行で始まった。その後、ボストン連銀のコリンズ総裁のタカ派発言を受けて米長期金利が一段と上昇すると、金利高を警戒した売りに押され下落に転じる場面も見られたが、ディフェンシブ株への買いが継続したほか、来週に感謝祭の連休を控えた買戻しも強まったことでプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の27965円。円相場は1ドル140円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。ただし、ボストン連銀のコリンズ総裁の発言を受けて、足元で利上げペースの減速を先取して低下傾向を見せていた米長期金利の修正リバウンドが意識されやすく、上値の重荷となりそうである。また、アプライドマテリアルズは一時5%を超える上昇を見せたものの、結局は小幅な上昇にとどまっており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株のリバウンドは限られそうである。年末商戦への期待からファーストリテ<9983>が下支えとして意識されそうだが、全体としてはこう着感の強い相場展開が見込まれよう。 また、今週は日米ともに祝日を挟むことから、週を通じて商いは膨らみづらい。23日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表や米国の感謝祭明け後から本格化する年末商戦の行方などに関心が集まりやすくなるため、これらを見極めたいとする模様眺めムードは強まりやすい。積極的にポジションを傾ける動きは限られることから、リバランス中心の取引に向かいそうだ。 そのため、足元で活発な取引が継続していた中小型株については、全体として利益確定の動きへ向かいやすく、一部の強い銘柄などに短期的な値幅取り狙いの資金が集中することが見込まれる。もっとも、利食いに押される銘柄においても、良好な決算を発表した銘柄への押し目買い意欲は強いとみられる。マザーズ指数は足元で過熱感が意識されていることもあり、いったんは調整を入れておきたい水準であるため、冷静に押し目を狙いたいところであろう。 ■東京海上、23/3下方修正 経常利益4700億円←6000億円 東京海上<8766>は2023年3月期業績予想を修正。営業利益を6000億円から4700億円に下方修正した。新型コロナウイルス関連や自然災害関連の保険金の支払いが増えたことが響く。米フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「イアン」に関連した保険金もかさむ。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33745.69、+199.37) ・ナスダック総合指数は上昇(11146.06、+1.10) ・シカゴ日経先物は上昇(27965、大阪比+85) ・1ドル=140.30-40円 ・SOX指数は上昇(2724.03、+4.93) ・VIX指数は低下(23.12、-0.81) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・酒井重<6358>道路ローラー増産、国内主力工場2割強引き上げ ・日立<6501>カナダで地下鉄9500億円共同受注、車両・運行システムなど ・日野自<7205>大型トラックで型式指定再申請、1月の再取得公算大 ・NTTデータ<9613>地銀の勘定系をクラウド化、40行に統合提案 ・日本電産<6594>メキシコに1000億円投資、EV駆動モジュールの新工場 ・島津製作所<7701>日水製薬を完全子会社化、医療機関向け試薬など強化 ・楽天グループ<4755>楽天モバ、プラチナバンドへ大きく前進、総務省が再割り当て案 ・伊藤忠<8001>UAE社とアルミ脱炭素化で戦略的協業、リサイクル工場参画検討も ・クボタ<6326>宇都宮工場、トラクター生産 “軌道に”、欧・北米向け増産体制 ・ダイキン<6367>インドネシアに300億円投資、住宅用エアコンの新工場 ・日油<4403>戦略投資を倍増、M&A・研究開発など700億円 ・帝人<3401>欧州4社と業務提携、温室ガス削減で知見融合 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.65%) 《ST》
関連銘柄 14件
3401 東証プライム
1,487
4/23 15:00
-25.5(%)
時価総額 294,358百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4403 東証プライム
2,087
4/23 15:00
+6.5(%)
時価総額 506,148百万円
油脂化学の草分け。有機脂肪酸や産業用火薬にも強み。食用加工油脂やDDS用製剤原料なども。健康関連製品は健康食品向けが出荷増。DDS医薬用製剤原料は欧米向け出荷が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
4755 東証プライム
757.1
4/23 15:00
-3.7(%)
時価総額 1,560,391百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
6326 東証プライム
2,442.5
4/23 15:00
+25(%)
時価総額 2,931,603百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6358 東証プライム
6,210
4/23 15:00
+50(%)
時価総額 27,274百万円
大手道路建設機械メーカー。国内シェアは約7割。土木用ローラなどの締め固機械、散水車などの道路維持補修機械を展開。海外向け売上は2桁増。北米、インドネシア市場が堅調。増収効果等で24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/09
6367 東証プライム
19,950
4/23 15:00
+270(%)
時価総額 5,847,624百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6501 東証プライム
13,215
4/23 15:00
-80(%)
時価総額 12,799,679百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6594 東証プライム
6,745
4/23 15:00
-17(%)
時価総額 4,021,936百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
7205 東証プライム
485.1
4/23 15:00
-5.3(%)
時価総額 278,729百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7701 東証プライム
4,150
4/23 15:00
-5(%)
時価総額 1,228,691百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8001 東証プライム
6,660
4/23 15:00
+83(%)
時価総額 10,555,367百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
4,809
4/23 15:00
+69(%)
時価総額 9,810,360百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。国内損害保険事業が堅調。元受正味保険料は傷害保険、自動車保険が増加。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/02/02
9613 東証プライム
2,440.5
4/23 15:00
+77(%)
時価総額 3,422,801百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
42,180
4/23 15:00
+730(%)
時価総額 13,422,562百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27